ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM ライブレポート|5万人が一体となった、壮大な“予感”の夜
2024年9月に開催された「ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM」のライブレポート。
当日のセットリスト、演出、感動の瞬間、ファンの感想を詳しく紹介。5万人が熱狂した“予感”の夜を徹底レビュー。
ONE OK ROCK、2024年の集大成。スタジアムを包んだ「予感」のエネルギー
2024年9月14日・15日、ONE OK ROCKが味の素スタジアムで開催した
「ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM」。
両日あわせて10万人を動員したこの公演は、
バンドの歩みと未来を象徴するような壮大なステージだった。
照明、映像、演奏、そして観客の声。
そのすべてがひとつになった夜、Takaの声がスタジアムの空を切り裂くように響いた瞬間、
“ああ、ONE OK ROCKはまだここから進化するんだ”と多くのファンが感じたはずだ。
概要
- 開催日時:2024年9月14日と15日、味の素スタジアム(東京)にて。開場15:30、開演17:30。
- チケット価格:指定席・アノテイテッド・リザーブドシートで14,000円(税込)。
- 「アノテイテッド・リザーブドシート (Annotated Reserved Seats)」は、ステージや設備の位置によって見えにくい可能性のある席。見切れ(ライブの一部が見えにくい)などの理由による返金・席の変更・キャンセルはできないとのこと。
映像作品/リリース
- ライブBlu-ray & DVD『ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM』が2025年4月30日発売。ブルーレイが ¥7,700、DVDが ¥6,600(税込み)で販売。
- 内容:2024年に7都市8公演で19万人を動員したツアーのうち、東京・味の素スタジアムでのライブ映像を収録。
- セットリストは全21曲。「初期の楽曲から、ニューアルバム『DETOX』の最新曲までを網羅」されている。
- パッケージ特典として、ライブフォト、撮り下ろしフォト、メンバーインタビュー、約100ページの豪華ブックレットが封入。
セットリスト(一部/収録曲)
映像作品に収録されている全21曲のトラックリストは以下:
- Delusion:All
- 欠落オートメーション
- Re:make
- じぶんROCK
- Save Yourself
- Decision
- Renegades
- Wonder
- キミシダイ列車
- Make It Out Alive
- Wherever you are
- Take what you want
- カラス
- Neon
- The Beginning
- We are
- Mighty Long Fall
- Stand Out Fit In
- +Matter
- Let’s take it someday
- Wasted Nights
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ライブの盛り上がり・特徴・演出
スタジアム規模での演出力
- 今回のツアーはバンド史上最大規模の世界ツアーで、スタジアム/大規模会場を中心に展開。
- 照明、映像演出、ステージ構成ともに「ドラマチック」「大スケール」を志向したとの評価が複数出ていて、ステージデザインと光の動きが観客を惹きつけたという声が多い。
- オープニング演出において、映像で過去のライブ・言葉を振り返る構成や、盛り上げを意図した音響演出などが使われ、物語性を持たせる演出が随所に見られたよう。
- とくに「Delusion:All」の導入パートでの演奏・演出が印象的、バンドの現在・世界観を強く打ち出す演出として語られることが多い。
セトリと曲間の流れ
- 記録映像収録曲をみると、初期の曲(例:キミシダイ列車、じぶんROCK)から近年の代表曲(Wasted Nights、We are など)まで幅広く網羅されてる。
- 曲順・流れも「静→激」「感情の揺さぶりを交えた構成」が意識されていたようで、観客のテンションを上げつつ、余韻を持たせるパートも随所に。レビューでは “一曲一曲が旅のようだ” という表現も。
- 特に「Renegades」への展開で観客の熱量が爆発した、という声も多く、盛り上げる山場として定番扱いされていたみたい。
メンバーとパフォーマンス
- Taka(ボーカル)は、ライブ中の表情・声の幅・感情の込め方が高く評価されていて、静かに歌いかける部分と爆発的に盛り上げる部分のギャップで観客を引き込んだ、という感想が多い。
- 他メンバー(ギター、ベース、ドラム)もバンドとしての一体感が強く、演奏のタイトさ・同期感がライブの強度を支えていたという声。
- MCやトークパートでもメンバー同士の仲の良さ・素顔が垣間見えるやりとりがあり、「ライブ=パフォーマンスだけじゃないバンド感」が好意的に受け止められたという感触。
スタジアムならではの空気感・臨場感
- 会場全体を包む「風」「空気感」が語られていて、野外・スタジアムならではの広がり・開放感がライブ体験を一層豊かにしていたというファン感想。
- 観客の声・合唱・ライトの波などが「一体感」「共鳴感」を生む瞬間が多かったらしく、映像レビューでも「会場がひとつになる」と表現されることが多い。
- セットリスト中で定番曲を「はじめてスタジアムで聴く人も多かった」という意見もあり、曲の響き・音の拡がりが通常ライブとは違って聞こえた、という反響あり。
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ファン反応・感想
東京・味の素スタジアム公演に関して
- 公演当日の様子を綴るファンの感想では、5万人近くが集まり、駅・道中からツアーTシャツを着たファンが多数見られる光景が語られており、期待感が高かったことが伝わる。
- 「久しぶりの野外ライブ」「スタジアムで聴く定番曲が全然違って聞こえた」「メンバーに感情が伝わる距離感」「MCが温かかった」「終わった後、ずっと余韻に浸っていた」という感想が多い。
- 一部で「ライブ中、『もう次はいつ見られるかわからない』という思いがよぎった」という声もあって、アーティストとしての成長・時間の流れを感じさせられた、というエモーショナルな反応も。
海外・他公演での反応を通した比較
- 北米公演(例:トロント)では、初めてのONE OK ROCK参戦という人も多く、「録音よりライブのほうが圧倒的」「Takaのパフォーマンスが殆ど魂のこもったものだった」「バンド各メンバーの見せ場があって良かった」といった絶賛が複数。
- ロサンゼルス公演では、一部観客が序盤は座っていたものの、盛り上がる曲で立ち始めるなど、ライブ中盤以降の熱量が高まったとのレポート。
- LA / Kia Forumでのレビューでは、「会場が爆発した」「ファンの歓声が止まない一体感」「“Renegades”のイントロで歓声が爆発した」など、盛り上がるハイライト曲を契機に会場の熱が加速したという描写。
- ロンドン公演はアリーナ会場ながら満員、海外でも日本のバンドによるスタジアムクラス演出が評価され、Wembleyライブは「印象的な夜」と評されている。
総合的な印象・見どころ・注意点
見どころ(おすすめポイント)
- スケール感と演出:スタジアムという場所を活かした演出・演奏・音響が、通常のライブとは違う体験を生んでいた。
- 選曲と構成のバランス:古い曲・代表曲・新曲を混ぜつつ、観客のテンションをコントロールする流れが上手。
- 感情を動かす瞬間:静かなパートから爆発、歓声・合唱・観客の反応とバンドの表現力が相まって、エモさの高い瞬間が多い。
- 海外進出とファン拡大の証:特にロンドンや北米でのライブ反響を見ると、ONE OK ROCK が国内枠を超えて世界基準でライブを成立させている実感。
注意点・批判的視点
- 「Annotated Reserved Seats(一部見切れ席)」が設定されており、ステージの見えづらさを理由に席の交換や返金は認められていないとの注意がライブ告知に記載されていた。
- 観客数・広さゆえに、後方席や高架席などではステージが遠く見えることも想定される。
- 公演レビューが「東京公演固有の詳細」を扱っているものは少なめで、ライブ体験の個別差(天候、声の通り、音響位置など)は観客の位置に依存する可能性あり。
東京・味の素スタジアム公演ならではの体感
圧倒的スケール感と“空気の厚み”
- 野外スタジアムという開放感が、演出と音楽をより大きく感じさせてくれる。風、空、光、音が混ざって“会場全体を包む空気感”を実感するレベル。ノートのレポでは「スタジアムならではの空気感で、めちゃくちゃ感動的なライブでした」と。
- 観客の声・合唱が「地鳴り」のように感じられる瞬間があって、それが演出と重なると“自分もその一部”という感覚になる、っていう意見が多い。特に「日本のバンドが会場を掌握する」力を現場で感じさせた、というレビューも。
- 大型モニター・映像演出・照明がスタジアムスケールで使われていて、後方席でもビジュアルで楽しめるような設計がされていた、という感触を持つファンも。
感情の波・イントロから最後までの流れ
- 冒頭の映像演出 → ステージ登場 → “Delusion:All” の流れで、最初の数曲で会場の熱をいっきに掴む構成。レポで「過去の発言映像 → スタート」があって、序盤から泣きそうだったという声も。
- 中盤の静かさ(「Wherever you are」「Take what you want」など)と、そのあとの盛り上げ(“カラス → Neon → The Beginning → We Are → Mighty Long Fall”など)で、感情の起伏を意図的につくっていたという印象。
- アンコールでの初披露曲や“Let’s take it someday”“Wasted Nights”あたりで、観客との一体感を極限まで高めて、余韻とカタルシスで締めという構成。
メンバーの表情・距離感
- Taka の “見られている” という意識と、“観客に語りかけている” という距離感が共存していて、ステージから観客を見渡す視線・表情が印象的だったという声が多数。
- メンバー同士の掛け合い、MCでのやり取り、トークの端々に素が出ていて、“バンドである”ことを強く感じたという感想も。
- 2日目については「ステージ正面寄りだったから視界良好」「前日見切れていた演出部分も見えた」「感情の波をしっかり感じられた」みたいな声。
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🎵 ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM
東京公演(9月15日)|曲ごとの見どころ・感じられたこと
ONE OK ROCK 2024 味の素スタジアム|曲ごとの見どころ(9/15)
曲ごとの見どころ・解釈(東京公演|2024/9/15)
以下は、東京公演(特に9/15)でファンから語られている“感じられたこと・注目点”をもとに作成した、曲ごとの視点一覧です。
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| 曲名 | 見どころ・感覚ポイント |
|---|---|
| Delusion:All | 冒頭曲。ステージ登場と過去映像 → 最新曲への導入で、バンドの今とこれまでを一気に見せる。序盤の歓声がすごかったという体験多数。 |
| 欠落オートメーション | 昔からのファンには「懐かしい」という感覚を呼び起こす曲。序盤でこの選曲に驚き・感動したという声が多く見られた。 |
| じぶんROCK | 初期の人気曲。5万人の観客と「ねーわ!」の大合唱が印象的。「昔の3連発が最高!」というリアクション多数。 |
| Wherever you are / Take what you want | 静かに聴かせる中盤パート。観客の合唱と静寂のコントラストが美しく、TakaとToruの少人数編成での演奏が“滋味深い”と評された。 |
| カラス → Neon | “カラス”はサブスク未配信の希少曲で、夕暮れの照明と映像演出が融合して強い印象を残した。特に“Neon”への流れが美しかったという感想が目立つ。 |
| The Beginning → We are → Mighty Long Fall → Stand Out Fit In | 終盤にかけて畳みかける流れ。観客のカウント、拳、コール&レスポンスなどテンション設計が緻密で、ライブ全体の盛り上がりを計算した構成だった。 |
| アンコール(Let’s take it someday / Wasted Nights) | 新曲初披露のサプライズ性。アンコールで再び観客の熱を引き出し、“Wasted Nights”では花火も伴った演出で壮大な余韻を残した。 |
※ この表は当日のファン感想・複数メディアのレポートをもとにまとめた要約です。座席位置や当日の天候、演出の細部によって体感は異なります。
観客目線での注意ポイント・体調対策
ライブをより快適に楽しむための視点もシェアするね。
猛暑・日差し対策をしっかりと
公演日当日は日向の時間帯が強く、屋外で待機する時間が長くなるため、帽子・日焼け止め・水分補給など必須との声。
- 猛暑・日差し対策をしっかりと
公演日当日は日向の時間帯が強く、屋外で待機する時間が長くなるため、帽子・日焼け止め・水分補給など必須との声。 - 物販整理券制度
物販は事前の時間指定整理券が配布されていたらしく、これがないと買えないケースがあったとのこと。初めて行く人は事前案内をよく確認しておくと安心。 - 席の見え方・演出視認性
見切れ席(Annotated Reserved)という席種が告知されていて、ステージ装置や光の位置によって見にくい席がある可能性があるという注意が案内にあった。ステージ構成・演出位置を事前チェックしておいた方がいい。 - 動きやすい服装・靴
ライブ中はジャンプ・ジャンプになることもあるので、足元は動きやすい靴がいいって声が多め。特にアリーナ席だと前後左右の揺れも感じやすいから。複数のファンが “ヘドバンで迷った” なんて話を書いてた。 - 体力配分・休憩ポイントの確保
スタジアム公演だと移動も歩く距離も多くなるから、空いた時間・MC中・静かめの曲の間で水を飲んだり体力補給できるように予定を組むのがいい。 - 心構え:余韻を楽しむスペースを残す
最高のライブ体験を得るためには、最初から全力でとはいえ、“感情の余白”を作っておくといい。泣いたり声を出したり、終演後にふと思うことに浸る時間を許しておくって感じ。
まとめ:ONE OK ROCKが示した“これから”への予感
「PREMONITION(予感)」というタイトルにふさわしく、
このライブは“これからのONE OK ROCK”を予感させる公演だった。
Takaの言葉、メンバーの表情、音の迫力、そして観客の熱気。
そのすべてが交わることで、未来へのメッセージが形になっていた。
これまでのONE OK ROCKを愛してきた人も、
これから初めてライブに行く人も——
この公演で感じた「音の力」を胸に、次のステージを待ちたい。
🎧 Blu-ray & DVD『ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR at AJINOMOTO STADIUM』
2025年4月30日発売予定。
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