いいストレスがある
ストレスでモチベーションを高める
ストレスは、体に悪いと思いがちだが、かならずしもそうとばかりはいえません。体にとって本当の大敵は、絶えずあくせくすること。
わたしたちは、しょっちゅう、イライラしたり、悩んだりしますが、その多くは、実はまったくイライラしたり、悩む必要のないことばかり。
わたしたちがストレスを感じる原因は、9割がた、後から考えると、何であんなにストレスを感じたのかと思うほど、実に些細なことだったり、まったく取るに足りないことだったりします。
ストレスは、本質的によくないものという見方もありますが、ストレスにさらされるとかえって、発奮する、ストレスがやりがいに通じることもあるはずです。
うしろからわたしたちの背中を押し、さあ、立ち向かって行きなさいと、精神的にバックアップしてくれる大きな力になります。
ストレスはますます一般化してきて、職場で働く人の3人に1人は、抱えきれないほどのストレスに悩まされています。
ストレスがだんだんと若い人にも広がっています。
31才から45才までの年齢層の半数は、職場で精神的に参ってしまい、どうしていいか分からないと途方にくれています。
ストレスは男性より女性に影響を与えています。
女性の40%は、仕事か家族のために働き詰めに働いて、へとへとの状態だと感じています。
ワーキングマザーは、ひとりで父・母の二役をこなさなければならず、それが女性の負担をますます重くしています。
ストレスにさらされることが多くなっていると、感じている女性は半数に上ります。
ストレスや今や、職場や社会的立場とは、関係なく、どのような人の身にも起こりうるものです。
自由業の人に比べると、従業員など使われている人のほうが、ストレスにさらされやすいことが、分かっています。
意思決定権が少なくなればなるほど、精神的負担は、ますます重くのしかかるといことです。
悩むか悩まないか、が問題
ストレスとの闘いのためにわたしたちがすることは、多くの人はただ精神安定剤を飲む。この薬を軽く考えている人があまりにも多すぎます。
精神安定剤を飲めば、症状は消え楽になったように思えますが、ストレスの原因はなくなってはいません。
ストレスは今や、流行になり、わたしたちはストレスを、生活していく上で、マイナスとなる要因の代名詞のように使っています。
ある状況にたたされたとき、それを試練と受け止めるか、それともプレッシャーと感じるのは、わたしたち自身です。
ストレスにさらされるか、そうでないかは、ほとんどの場合、あなた自身が判断しています。
わたしたちがストレスと呼んでいるのは、本当は、やきもきすることや、あくせくすることがほとんど、あなたやわたしたちの体にとって一番の大敵は実はこれです。
このように考えれば、ストレスに立ち向かっていくのは、少なくとも最初のうつは、それほど難しくないように思えてきます。
ここ数日の間に緊張を強いられる場面があったとしたら、何が原因でそうなったのか、考えてください。
きっと後から思えば、何であんなに気が動転してしまったのかと思えるぐらい、ばかばかしいことが原因だったのではなかろうか。
いいすとれす、悪いストレス
外界からの刺激にきちんと反応できるように、わたしたちの体を最もいい状態に保つのもストレスです。
ストレスにさらされることで、仕事や日常生活の中で直面する試練に立ち向かう準備が、わたしたちの中にでき上がるというわけです。
悲しみや、身近な人の死、差し迫った危険を乗り越える力を与えてくれるのが、ストレスといえます。
ほとんどのストレスは、わたしたち自身が原因です。
ストレスはわたしたちにやる気を起こさせ、試練を与えてくれます。
ストレスはいうならば、天使のようなものといえます。
ストレスの魔の手に乗せられて、わたしたちは、ついついストレスをいいわけに使ってしまう。
その意味では、ストレスはわたしたちを、悪の道に引き込む悪魔といえます。
いいストレス(Eustress)とは、プラス方向へプレッシャーが加わること。
嬉しい感情が沸き起こってくる状況のことをいいます。
悪いストレス(Distress)は、これとまったく対照的です。
試練に直面し、自分には到底乗り越えられないと思ったとき、つらく沈んだ気持ちになります。この状態が悪いストレスです。
わたしたちの体は、ストレスを受けると反射的に、自律神経が反応します。
ホルモンが分泌され、血圧は上昇し、心拍数も増え、息遣いもだんだん荒くなります。
ホルモンが働き始めたかどうかは、心臓の鼓動がだんだんと激しさを増し、ドキドキ早鐘を打ったようになります。
ストレスを引き起こす状況が続く限り、神経細胞や副腎そのものは、いくらでもストレスホルモンを作り続けます。
絶えずストレスにさらされていると、心臓によくありません。
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