食事は、常に腹八分目に抑える
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食事は、まだお腹がいっぱいにならないぐらいで、止めるのがちょうどいい。
ダイエットは、健康上の理由で行なっていることはめったにありません。
たいていは、体型を保ちたいからダイエットに励みます。
背骨が圧迫されるのをやわらげたいとか、肝機能を高めたいとか、あるいは心臓が気になるから、体重を減らしたいという人は、いないようです。
見た目をよくしたいから、魅力的になりたいからという思いが、体重を減らすことにつながる場合がほとんどです。
痩せている方が愛されます、成功を手にできます。
あるいはただ単に、今以上にすばらしい人生が送れます、という言葉が毎日のようにテレビから流れています。
雑誌に盛んに書きたてています。
職業がモデルでもなければ、体型はスリムでなくてもいいはず。そのモデルは、ガリガリといっていいくらいの細さです。
現実は、テレビには追いついていけない状態といえます。
次々に登場する新しいダイエット法に攻め立てながら、わが国では今日ほど、肥満の問題が大きくクローズアップされている時代はありません。
3人に一人が体重オーバーで、5人に一人はかなりの体重オーバー、肥満ということです。
体重オーバーは子どもの間でも増加する傾向にあります。
肥満や肥満で起こる病気のために莫大なお金が医療費に注ぎ込まれています。
肥満は21世紀最大の健康問題
ダイエットをして少しずつ体重を減らしても、ほとんどの人は5年以内に体重が元に戻っています。
中には元の体重どころか、おまけまでついてしまう人もいます。
ダイエットしている間は、新しい状態に適応しようとして、体の代謝は低下します。
あなたの状態がはたして、体重を減らしているのかそれとも餓死寸前なのか、体にはまるっきり分からないからです。
体は自分のペースを守ろうとします。
新しい状況に適応しようとするので、使うエネルギーは少なくなります。
ある時点まできたときにダイエットは終了。
そして、いつもの食習慣に戻ります。
ところが、体の方は以前としてエネルギー節約モードのままなので、体重は急激に、それも落とすのにかかったスピードを上回る勢いで元に戻ります。
ダイエットをしても、終わればたちまち振り出しに逆戻り。
振り出しならまだしも、それより悪い状態にまで後退することもないわけではありません。
成功する確率は低いというのに、強迫観念にとりつかれたように、ダイエットをやらなくちゃと思う人が、ますます増えています。
自分の容姿に満足している人は4人に一人。
女性の2人に一人は少なくとも、一度はダイエットをしたことがある。
10代の若者の半数は体重を減らしたいと考えています。
どうにか体重を減らし、それを維持している人は、ほとんど皆無に近いといいます。
他人の理想の体重に近づこうと、繰り返しダイエットを試してみるものの、それでも目標に到達しないとなると、大抵の人は、落ち込んで自分はだめな人間だと考え込んでしまいます。
ダイエットは失敗すると、全員が全員自分を責めるのは、ダイエットなんて、上手く行くはずはないということに気づいていないからです。
何かをやらなくては、その次こそ問題が解決できるかもしれない、そうした思いがダイエットを一大産業に仕立て上げている原因といいます。
ダイエットをすればかえって太るし、抑うつ状態を引き起こすこともあります。病気の引き金にもなることもあります。
体型のことが片時も頭から離れない人は、そうでない人に比べて、2倍心臓病にかかりやすく、肥満のリスクに至っては、5倍にも跳ね上がるといいます。
定期的にダイエットをしている人の約23%が心臓の不調を訴え、一度もダイエットをしたことがない人で、心臓の不調を訴えるのは約11%といいます。
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