カルシウムは大切
諸外国のカルシウム摂取量
アイスランドやスウェーデンは1日1200〜1400mg、フランス、オランダ、ドイツ、アメリカ1日1000mg、日本の2〜2.5倍の高いカルシウム摂取量です。
専門家は、欧米並のカルシウム摂取量800mgに引き上げるべきと声が高まっています。閉経した女性は、効果的なカルシウム栄養吸収が必要です。
カルシウム摂取を1日1000mgを目標にしてください。
食品からカルシウム所要量を満たせないのは、日本の自然水の成分の中にカルシウムが少ないからです。
火山灰土の日本の自然水のカルシウム含有量が低いです。
水の性質を示す指標の硬度は、水の成分中のカルシウム量とマグネシウム量に一定の数をかけて合計したものです。
日本の自然水の硬度は30〜80の軟水。
ヨーロッパの自然水は200〜400ぐらいの硬水。
人間は毎日約2リットルの水分を取ります
1.4リットルぐらいを飲み物や飲料水で補給しています。
軟水か硬水かで長い年月の間には、カルシウム摂取量にも差が出ます。
日本人がカルシウムを補給してきた食品は、小魚、海藻、豆類、いも類、穀物類、卵などです。
牛乳や乳製品を摂る人が増えてきましたが、欧米に比べると、非常に少ない量です。
カルシウムは吸収力があまりよくない栄養素
牛乳や乳製品の吸収率が50%で、半分の栄養分カルシウムは吸収されず体の中を素通りしています。
食品からの平均吸収率は30%ぐらいといわれます。
日本人がカルシウム摂取してきた海藻類、豆類、いも類、穀物類は食物繊維の多い食品です。
ほうれん草もカルシウムを含んでいます。
有機酸のシュウ酸がカルシウムとくっついてカルシウムの吸収を邪魔します。
含有量ほどは吸収されない結果になります。
魚、肉、卵にはリン酸がたくさん含まれています。
これらの食品を摂りすぎた場合も、カルシウムがうまく吸収されないことになります。
カルシウムは常に骨や歯の構成成分以上の重要な代謝の働きをしています。
カルシウムは大切
体内のカルシウムの99%は骨に。1%が血液や細胞の中に存在します。
骨のカルシウムが不足すると骨がもろくなり、骨折しやすくなって土台や大黒柱が危ない状態になります。
骨にカルシウムが集まっているのは、骨の健康のためではありません。
細胞のレベルでカルシウムが不足したとき、栄養の働きの不足を補うために骨にカルシウムを貯蔵しています。
1%のカルシウムの働きは生命を左右するほど貴重な存在です。
血液中には一定量のカルシウムがあります
濃度は、骨の一万分の一と一定に保たれて、脳や神経や筋肉や心臓といった大切な器官が正常な働きを保っています。
食事から摂取するカルシウム量が不足して血清カルシウム濃度が下がると、イライラ、怒りっぽくなります。
血清カルシウム濃度が下がると、筋肉がけいれんしたり、心臓の動悸がおかしくなったり、意識がなくなります。
逆に血清カルシウム濃度が上がりすぎると、脳や細胞や心臓などにカルシウムがあふれるようになって、全身の倦怠感や意識障害といった危険な状況をもたらすことがあります。
血清カルシウム濃度を一定に保つことは大切です。
血精カルシウム濃度
血精カルシウム濃度が下がってくる、血液中のカルシウムの量が不足してくると、副甲状腺から副甲状腺ホルモンが分泌されます。
副甲状腺ホルモンは、カルシウム調整ホルモンの一つです。
血液中のホルモン濃度が下がると、不足分を骨から取り出したり、心臓や尿細管から排泄するカルシウムをもう一度、血液の中へ吸収させたりして、血清カルシウム濃度を上げようとする働きをします。
慢性的にカルシウムの摂取量が不足すると、骨はもろくなり、骨折しやすくなってきます。
若い時のカルシウム不足のつけは、必ず数十年後に回ってきます。
いったんスカスカになって骨を元の丈夫な状態へ戻すのは至難の業です。
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