2007年08月29日

血液の一般の検査値

ヘモグロビン(血色素量、Hp)
関係する主な病気
高値
真性多血症、2次性多血症など

低値
鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、膠原病、ビタミンB12欠乏、肝硬変、白血病、多発性骨髄腫、感染症、悪性リンパ球、悪性腫瘍など

ヘモグロビンとは、血液の赤血球中に含まれる血色素のこと。
ヘム鉄、グロビンたんぱく質が作ったもので、ヘムの鉄分が酸素と結びつく性質により、ヘモグロビンは酸素の運び役となっています。
ヘモグロビンは全身の細胞へ酸素を供給に二酸化炭素を運びます。

ヘモグロビン(血色素量、Hp)とはどんな検査
ヘモグロビン量が正常値により減少し、血液の酸素供給能力が落ちた状態が貧血で、体内の組織で酸素が不足し、めまいなど生理作用に障害が起こります。
赤血球がおおすぎるのが多血症で、血がドロドロの状態です。
循環血液中の赤血球の寿命は約4ヶ月。
毎日血液中の赤血球の約120分の1が骨髄などで産生されます。
同量が脾臓などで破壊されて赤血球のバランスが保たれています。
正常のサイクル以外のイレギュラーな赤血球の増減を発見する手がかりとなる検査です。

検査値を読むとき
ヘモグロビン量の値は一般に男性より女性の方がやや低めで、加齢により次第に減少します。
普段より急に値が高く、低くなるなどは問題です。
自分の年齢、性別をふまえ、継続的な検査による自分の基準値の把握が大切です。

一般の基準値
男性:13~17g/dl 女性:12~15g/dl
数値が低く、鉄欠乏性貧血ならば、レバー、魚、緑黄色野菜などの摂取を心がけましょう。

2007年08月26日

基準値とは

定期検診や人間ドックの検査結果は、あらかじめ多くの人を検査して集められたデータから統計的に割り出した、基準値と比較して、評価・判断されます。
以前は、基準値は正常値・正常範囲などと呼ばれました。
正常範囲だから正常・正常値じゃないから病気だと結論できません。
健康状態の指標の誤解を抱かせる正常値の名称は、基準値・基準範囲と近年では世界的に使われるようになりました。

基準値は、健康な状態を示す数値とは違います。
基準値・基準範囲は平均値のようなものです。
健康な集団20~60歳くらいまでの検査成績分布の上限と下限の2.5%ずつを除外し、残りの95%の人の値を基準範囲とします。
自分の数値をご存知ですか。基準値の範囲内だから大丈夫、何もしなくてもいいというものでもありません。

何の病気のしていない状態の普段の数値、自分の適正値=個人差を考慮した基準値を知っておくことは、とても大切です。
高齢になると、体質は毎年変化していき、去年の自分の数値が、今年の自分にはしばしば通じなかったりします。
高齢になるほど、健康体で受ける定期検診の意味が重要になります。
住んでいる、国や地域によって基準は違います。
若い健康な人が風邪を引くのと、寝たきりの生活をしている老人が風を引きこんだら、肺炎を引き起こすなど、危険因子が幾重にも積もっています。
病気の発症の前提条件として、生活習慣があります。
三大死因の脳卒中、心臓病、がん、糖尿病や高血圧の発症にも、生活習慣が大きく関わっていることが分かりました。

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