2007年09月05日

血液一般の検査値 網赤血球数(Ret)

関係する主な病気
増加
鉄欠乏性貧血、重傷サラセミア、持続性貧血、溶血性貧血、出血性貧血など

減少
再生不良性貧血、急性白血病、骨髄機能低下、慢性アルコール中毒、甲状腺機能低下症など

網赤血球数(Ret)検査とは
寿命が約120日の赤血球は、骨髄で造られ、膵臓で壊されます。
その中で、網赤血球(Ret)は、骨髄の中にいた赤芽球から核が取り除かれて赤血球になって間もない赤ちゃん。
骨髄から飛び出したばかりの幼い赤血球です。
網赤血球は、骨髄を出て約1日で大人の赤血球になります。
この若い網赤血球の数調べ、骨髄の造血能力を推し量ろうとする検査です。
検査値は、赤血球に対する網赤血球の比率(%)と、網赤血球の絶対数の2種類です。
検査値は、骨髄の網赤血球生産量に比例し、貧血など血液疾患の診断や治療効果を見るのに利用します。

網赤血球数検査値を読む注意
生まれたては高い数値を示し、貧血を治療した回復期に高い数値を示すことがあります。
女性については月経時に数値が上昇する報告があります。

一般の基準値
0.2~1.8%  2.5~8.5万/μl