2007年09月29日

うつ病

うつ病の主な症状は、原因不明の落ち込み、生きていてもしかたがない、
死にたい、何事にも興味が湧かない、不眠、頭痛、パワーがないなどの身体の症状。
精神的なショックのために落ち込んで、うつ状態になることは健康な人でもよく経験します。
精神疾患のうつ病の場合の多くが、明らかな誘因がなくて起こります。

自分はダメな人間だ、生きている価値がない、死にたいなどと思います。
仕事にも遊びにも興味がなくなり、さまざまな身体の不調を訴えます。
うつ症状は、数週間で軽快するものから数年間続くものまであります。
重症では自殺することがあり、注意が必要です。

躁病
うつ病と反対にハイになる病気。
多弁で話しが飛ぶ、活動的だがまとまりがない、大風呂敷な話をするなどの症状があり、うつ病が交互に現われることがあり、これを躁うつ病と呼びます。
精神神経科では、抗うつ剤を処方します。
躁病の主な症状は、多弁で話が飛ぶ、活動的だがまとまりがなく、落ち着かない。
話しは自己陶酔的で、大風呂敷で、攻撃的、あまり眠らない。

多弁で、話題があちこちへ飛びます。活動的ですが、行動にまとまりがなく、落ちつきがありません。
話しは自己陶酔的で、大風呂敷、誇大妄想で、攻撃的なため、人間関係が築けません。
躁病だけが発症することは少なく、うつ病と交互に出る躁うつ病として見られます。うつ病に比べて躁病の期間を短く、数日から数ヵ月です。
精神神経科では、躁うつ病では、躁病の発症を抑えて、続くうつ病の発症を防ぐ処方をします。

2007年09月28日

頚椎症

頚椎症の主な症状は、首が動きにくく、痛む、上肢のしびれや痛み(多くは肩側)、ときに歩行障害や膀胱直腸障害。
外傷、加齢、慢性関節リウマチ、先天異常などで、頚椎(骨)、椎間板(軟骨)が変形して、頚髄(脊髄の首部分)や神経根(頚髄から出て上肢へ行く神経の束)を圧迫するために起こる病気。

首が動きにくく、痛み、肩側の上肢がしびれたり、痛んだりします。
頚椎骨の間の椎間板(軟骨)が、外傷などでつぶれて後ろへ飛出し、頚髄(脊髄)や神経根を圧迫する場合を頚椎ヘルニア。
頚椎6番、頚椎7番の神経根が障害されることが多く、患側上肢の外側部分と、手の拇指側と中指のしびれや痛みが出現します。

加齢により椎間板や頚椎が変形突出して頚髄や神経根を圧迫する場合を変形性頚椎症といいます。
頚椎5番・6番の神経根が障害されることが多く。
患側上肢の外側部分から(上方)、肩に近いところまで、しびれたり痛んだりします。
頚髄がおかされると、歩行障害や膀胱直腸障害(排尿や排便の障害)が出現することがあります。
整形外科、神経内科、内科。症状が進行するときには、圧迫すを除去する手術も。

2007年09月25日

しゃっくり(吃逆)

しゃっくり(吃逆)の症状は、横隔膜や肋間筋の不髄意(意のままにならない)など収縮でおこります。
胃が満杯になるとき、食べ過ぎ、炭酸飲料、空気の飲み込み過多が多く、冷たい飲み物やアルコールを飲んだとき、ストレスなどでも起こります。
息を吸ったまま、なるべく長く止めることを繰り返します。
指で舌の奥を抑えて、嘔吐反射を誘発します。
ひざを抱えて座り、横隔膜を刺激します。
なかなか止まらないで、長く続くようであれば、内科へ。

2007年09月24日

失神

失神の主な症状は、一瞬、意識がなくなり、倒れる、すぐに意識は回復する。
脳の血流が一時的に減少するために起こる意識障害です。
血管の神経反射がうまくいかないとき、心臓から十分な血液が送れないときなどに起こります。
脳貧血や貧血と呼ばれ、失神が正しい名称です。

血管迷走神経失神
恐怖、驚き、痛みなどのショックで起こります。
若い女性に多く、失神の起こる前に冷や汗や吐き気、動悸が見られます。

排尿失神
立って排尿するときに起こる失神。

咳嗽失神(がいそうしっしん)
激しい咳のときに起こる失神。

起立性低血圧
急に立ったときに起こる失神。
高齢者や糖尿病神経症、ある種の血圧の薬降圧剤を飲んでいる人などによく起こります。

心臓性失神
不整脈、大動脈弁狭窄症、肺動脈弁狭窄症などで、十分な血液を心臓から脳へ送ることができないときに起こる失神。

血管迷走神経失神は、前駆症状があれば、すぐ臥床(寝かせる)か、無理ならしゃがみます。
排尿失神の症状の人は、座って排尿。
咳嗽失神は、咳が止まれば回復しますが、咳の治療を。
起立性低血圧は、ゆっくり起立するように、原因となる血圧の薬を服用していれば、変更を。
心臓性失神は、心臓の病気の治療、ペースメーカーを。

2007年09月23日

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺の主な症状は、突然の片側顔面麻痺、麻痺側で、額にしわが寄らない、まぶたを固く閉じることができない、飲み物が口の端からこぼれる。
顔面神経の炎症で起きるといわれていますが、原因は不明です。
突然に、肩側の顔面が、だらっと垂れ下がります。
麻痺が起こった側では、上まぶたを吊り上げても、額にしわが寄りません。

まぶたを固く閉じることができません。
口元が下がって、口の端から飲み物がこぼれることがあります。
神経内科での治療は、抗痙攣剤がよく効きます。
脳腫瘍や血管異常では手術や
放射線を用いることがあります。
ペインクリニック(麻酔科)の神経ブロックが有効です。
多くの症例を経験している医師に相談することが大切です。

咽頭神経痛
咽頭神経痛の症状は、のどの奥の一瞬の激痛。
三叉神経痛に似て、のど(肩側)の奥に一瞬の激痛が走ります。
話したり、物を噛んだりすることが引き金になることがあります。
神経内科では、抗痙攣剤を処方します。

2007年09月22日

パーキンソン病

パーキンソン病の症状は、手の震え、無表情、前屈みのヨチヨチ歩き、遅い動作、瞬きが少ない。
脳の黒色線状体で、脳の伝達物質、ドーパミンが不足することが原因です。
中高年に多く、胃腸薬(プリンペラン錠)の副作用、一酸化炭素中毒などでも起こりますが、多くの原因は不明です。

手の指が丸薬を丸めるように震え、何か動作をするときには、手の震えが止まります。
前屈みで小刻みに歩き、よく前のめりになります。
また、歩くときにあまり手を振りません。
急に歩行を停止したり、方向転換したりすることが難しくなります。
動作はぎこちなく、スローになります。

顔は乾燥した脂性で、瞬きが少なく、無表情になります。
神経内科では、パーキンソン病では、ドーパミンが不足するので、アセチルコリンの働きが強くなっています。
アセチルコリンを抑えたり、ドーパミンを増量したりすれば、症状が改善されます。
アセチルコリンを抑える抗コリン剤、ドーパミンを補充するドーパミン前駆物質、ドーパミン作動薬、ドーパミン分解抑制剤などが使用されます。

2007年09月21日

くも膜下出血

くも膜下出血は激しい頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、意識消失、麻痺がはっきりしない。
脳動脈瘤(動脈の弱い一部がコブになったもの)や動静脈奇形(先天的な血管異常)が破れて出血、脳を覆っているクモ膜と脳の間に血が溜まります。
突然、経験したことのない頭痛が襲います。
吐き気や嘔吐を伴うことが多い、意識ははっきりしている場合から消失する場合までさまざまです。
脳梗塞や脳出血に比べ、特定部分の麻痺が少ないです。
安静にして、刺激を避け、脳外科へ。

脳腫瘍
脳腫瘍の種類によって、治療、腫瘍の出きる場所によって症状が異なります。
人格変化が起こります。人が変わったように、だらしなくなったり、いやらしくなったり、知的レベルが低下して、トロクなることも、鈍い頭痛が出現します。
朝、目覚めたときに痛むのも特徴です。
手足や全身に痙攣を起すこともあり、これらの症状が徐々に現われます。
脳外科では、手術が基本です。
手術が難しいときは、放射線療法や薬で治療をする化学療法を行ないます。
手術は、脳圧を下げたり、症状を和らげたりする効果があります。

2007年09月20日

脳梗塞

突然の神経症状
手足の麻痺やしびれ、めまい、嘔吐、意識障害など。
症状は24時間以上続く。中高年で糖尿病、高血圧、心臓病の人に多いです。
血のかたまり=血栓が脳の血管につまり、その先に酸素や栄養が行き届かなくなるために神経の症状が出る病気です。

動脈硬化の進んだ内頚動脈(首の動脈)から血栓の一部がはがれて血流にのり、脳の血管を詰まらせます。
心房細動や心臓弁膜症の心臓にも血栓ができやすく、同じことを起こします。
血栓が溶けずに完全に血管を閉塞するので、症状は24時間以上続きます。

65歳以上では、脳出血より脳梗塞の方が多くなります。
血栓が詰まる部位によって症状が違いますが、多くは肩側の手足や顔が突然動きにくくなったり、全く麻痺して動かなくなったりします。

麻痺した側の反対側の脳に血栓が詰まっているためです。
めまい、嘔吐、物が二重に見える・複視、言語障害、視野障害・視野の一部が見えなくなるなどが出現することも。
意識がない場合は、経過は厳しく死亡することもあります。
神経内科、脳外科で治療を受けて、回復に向かったら、早くリハビリ(機能訓練)を。

2007年09月19日

脳出血

突然の神経障害、手足の麻痺、めまい、意識障害、頭痛、嘔吐をともなうことがあり、高血圧に人に多い。
脳出血は、大脳や小脳の中で出血が起こる病気です。
大脳の出血がほとんどです。
高血圧によって起こることが多く、高血圧がなくても、脳の動脈瘤や血管腫が破裂して起こることもあり、多くは日常生活の中に突然起こります。

大脳の出血では、突然意識障害や意識消失、右か左の肩側の手足の麻痺が出現したり、目の動きがおかしくなり、吐くこともよくあります。
小脳の出血では、突然の意識障害、意識消失、めまい、激しい頭痛、嘔吐などの他に、手足が上手く動かない平衡感覚障害があります。
神経内科、脳外科での治療は、血圧のコントロールを中心とした、対処療法。
上昇した脳圧を下げるために注射をします。頭蓋骨に穴をあけて出血を吸引することもあります。

2007年09月18日

筋肉痙攣(筋クランプ)

筋肉がつる、筋肉痛がともなう、こむらがえり。
症状は、カルシウムの不足、糖尿病、老化などで起こります。
夜間寝ているときや、不自然な姿勢が続いたときなどに起こります。
多くは、足のふくらはぎに起きますが、手や足、首などにも起きます。
激しい痛みをともなって、筋肉は固くなり、動かせなくなります。
カルシウム摂取を積極的に、全身のストレッチ運動をしていると予防になります。心配な方は、神経内科の受診。

2007年09月17日

頭痛

鈍痛が持続的に。
肩がこる、首筋がこる、吐き気がすることがある場合は、筋緊張性頭痛では。
女性に多く、頭全体に、ジワーッと締めつけられ、重く感じる頭痛
精神的なストレスや不安、緊張などで起こります。
肩こりの多い人に起こりやすく、慢性的に症状がある人もいます。
症状が酷くなると吐き気が出ることもあります。

ストレス、不安、緊張などが軽減すれば症状が取れたり、軽くなります。
内科を受診すると、筋弛緩剤、ときには抗不安剤や抗うつ剤を処方されます。
症状が強いときには、鎮痛剤も。

片頭痛
頭の肩側が拍動生でズキンズキン痛み、頭痛が起きる前にキラキラした光が見えることがあり、中等度から強度の痛みが数時間続きます。
ストレス、アルコールが引き金になることがあります。神経内科の受診を。
発作が治まるまで、暗い部屋で安静にしてください。

2007年09月15日

うつ

無気力になる、自分を責める、何をやっても楽しくない、意欲が湧かない、などの症状。
生真面目な人、加齢による衰えを受け入れられない人が陥りやすく、悲観的な気持ちが強いと自殺を考える場合があり、早く心療内科や神経科、精神科の受診を。

更年期を快適に乗り切る生活ポイント
無理をしないことが大切です。自分に合ったライフケアで快適に過ごす工夫を。
早ね早起きの質のよい睡眠を心がけ規則正しい生活。
睡眠不足や不規則な生活は自律神経のバランスを崩し症状を悪化させます。
過度なストレスは敵、無理をしない、我慢をしない。
散歩などの適度な運動は健康維持とストレス解消になります。
バランスの摂れた食生活とビタミン・ミネラル補給も大切なケアです。
おしゃれを忘れない心も大切で、心の老化は体の老化を早めます。

2007年09月14日

男性更年期

前立腺肥大症
夜間に何度もトイレに行く、尿の勢いが衰え、残尿感がある場合、前立腺のトラブルが考えられます。
精液を作る前立腺の中の内腺という部分が腫れて、内腺の中央を貫いている尿道を圧迫するために排尿障害を起こします。老化現象ともいえる。

インポテンス
勃起不全や途中でなえてしまい満足のいくセックスが行なえない状態。
第一の原因は、ストレス。
ストレスは性欲を減退させ、疲労による一時的な不能をインポテンスを思い込むと、悪循環に陥る。充分な休息を取り、ストレスを発散させることことです。

ストレスは、血管を収縮して体を守ろうと働き呼吸も浅くなり、酸素や栄養が血液によって隅々まで行き渡らない状態です。

カルシウムが不足すると血管の細胞が収縮し、細く、硬く、もろくなります。
血行が悪くなります。
良質のカルシウムが脳の働きも良くなりストレスにも強い体質になります。

2007年09月13日

ビタミンEのサプリメントで摂ることです。

特にビタミンEを摂るように心がけた方がいいです。
人は、適度な運動は抗酸化機能を上げますが、過激な運動をすると体内に活性酸素を大量に発生します。
ビタミンEをたくさん摂ることが大切です。
ストレスを感じる人、大気汚染物質の多い所で生活をしている、紫外線をよく浴びるなど活性酸素を
発生しやすい環境にいる人は、抗酸化栄養素をたっぷり摂ってください。
コレステロールの高い人もコレステロールの酸化を防ぐためビタミンEを多めに摂ってください。
糖尿病の合併症にも活性酸素が関係していますが、糖尿病の方も積極的にビタミンEを摂ってください。

自分の体は自分で守る時代です。
予防する方が安上がりです。病気にならないように考えることが重要です。
官庁は多くの場合、監督官庁であることより、民間企業の育成管であることが多いです。
製薬企業の場合、厚生労働省の管轄下にあります。
製薬会社は医師に薬を使ってもらわない限り、企業として成り立ちません。
現在は、効果はあるが副作用が強い、さじ加減の難しい薬が主流を占めているようになっています。
医師の責任を追及するわけではありませんが、医師の中には安易に投薬する人が少なからずいるようです。

一方患者は患者で自分で飲んでいる薬がどういう薬で、どのような効果があり、副作用は何かを
知らない人が多くいます。
安易な処方は、たちまち副作用による深刻な問題を引き起こしかねません。
医薬分業=薬剤師による処方監査や薬剤の効果・副作用・相互作用などの情報提供の義務が行なわれるようになりました。

2007年09月12日

脂溶性ビタミン

普通は脂溶性ビタミンを飲み過ぎると体の中にどんどん蓄積されていて毒性を表しますが、ビタミンEに関しては輸送たんぱく質というものがあったり、吸収時にコントロールされるので、大量に飲んでも血中濃度が高くなることはありません。

ビタミンCを一緒に摂ると抗酸化機能が高まります。
ビタミンEは脂肪の中のフリーラジカルを捕らえて自分がラジカルになると、抗酸化作用がなくなって役目は終わります。

ビタミンCは、自分の電子を与えて抗酸化機能を修復してくれます。
ビタミンCが豊富にあるとビタミンEが次から次へとラジカルを捕らえてフリーラジカル化してしまっても、すぐもとのビタミンEに戻してくれるので何度も闘えます。ビタミンE単独よりもビタミンCも一緒にとって方が有効です。
ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、油っ気があるものに多く含まれています。ナッツ類も良いビタミンE源です。

魚も脂の乗っている、トロとかうなぎ、カツオ、さんま、さば、牛(肩ロース)、鶏(もも肉)、大豆、ほうれん草、胡麻油、コーン油、大豆油、マーガリンなど。
食品から1日100mg摂ろうというのはとても無理です。
うなぎなら3~4kg食べなければならない計算になります。

2007年09月11日

ビタミンEが豊富にあると

LDLの酸化を防いで動脈硬化の発生を予防します。
逆に欠乏すると進行が速まることが数々の実験で証明されています。
ビタミンEが心疾患での発作を防ぐという結果も出ています。
動脈硬化などで狭くなった心臓を養っている血管を処置して広げても、しばらくすると再狭窄してくる
ものなのですが、ビタミンEがあると阻止できるというデータもあります。

ビタミンEがLDLの酸化を抑制して動脈硬化を予防する作用によるものといわれています。
アルツハイマー病患者にビタミンEを与えて経過を見たところ、症状の進行が抑えられたという研究報告もあります。
ビタミンEが免疫機能を上げます。
免疫機能が下がるのは免疫担当細胞の力が弱ってくることで、低下するのにはフリーラジカルが関係しているといわれます。

放射線を浴びると抵抗力が落ちてきますが、放射線によって発生したフリーラジカルが免疫を担当しているリンパ球の機能を阻害するからです。
フリーラジカルは、免疫担当細胞をやっつけてしまいます。
そこでビタミンEがフリーラジカルを退治してリンパ球の機能を守り、ビタミンEがあると免疫機能が上がっていくのでないかと考えられます。
ビタミンEと健康維持の目的で摂るのでしたら、1日に100~300mgは飲まないと効果はありません。

2007年09月10日

人間は酸素によって生きています。

活性酸素やフリーラジカル、過酸化脂質の毒性は避けられません。
障害を防ぐために、抗酸化物質を食品から摂り、自ら体内で作ります。
しかし、活性酸素がそれ以上に発生したり、抗酸化物質が不足している状態は生活習慣病を始め、さまざまな疾患が生じます。

細胞内の核膜が壊され、DNAが障害を受けると、がんを引き起こします。
動脈硬化と酸化の関係です。動脈硬化は、悪玉コレステロール=LDL(低比重リポタンパク)が増えて血管に沈着して起こるといわれています。
最近は、フリーラジカルによって酸化したLDLがマクロファージに取り込まれて、泡沫細胞となり、動脈壁に蓄積するというのが動脈硬化の原因ということが分かりました。

動脈硬化予防には、コレステロールを減らし、フリーラジカルによる酸化を防ぐことも大切です。
細胞のダメージを集積したものが老化で、活性酸素は蝋化を加速させる原因です。
ビタミンEは、フリーラジカルの発生したところに動き、自分の電子をあげます。
自分はビタミンEのラジカルになりますが、他の脂質が酸化されるのを防ぎます。ビタミンEはフリーラジカルになっても非常に安定していて、となりの脂肪を酸化することはほとんどないというくらい作用が弱いです。

酸化反応を止めることができます。
脂質の酸化は、さまざまな疾患の基本にある現象ですので、抑える働きは非常に大切です。抗酸化の目的で、ビタミンEを飲む人が増えています。
ビタミンEを積極的に摂って、いろいろな病気の予防をしましょう。

2007年09月09日

酸化によって起こる障害

活性酸素やフリーラジカル
過酸化脂質の毒性を避けて通ることはできません。
障害を防ぐために、さまざまな抗酸化物質を食品から摂ったり、自らの体内で作り出しています。
活性酸素がそれ以上に発したり、抗酸化物質が不足している状態にあると、生活習慣病を始めとして、さまざまな疾患が生じます。

体内の脂質が酸化によるダメージを一番受けやすいのが、細胞膜や核膜などの生体膜です。
生体膜には非常に酸化されやすい、不飽和脂肪酸が多く含まれているためです。酸化した細胞膜は非常に多く、細胞膜としての特性を失います。
膜が壊れると、細胞は死にます。

新しい細胞ができればいいのですが、肝硬変のようにもう細胞ができないくらい、臓器の損傷がひどくなれば、線維におきかえられてしまうこともあります。
皮膚だと、フリーラジカルによって、肌の張りを保つコラーゲン線維が簡単に壊され、しわになります。
活性酸素に細胞が壊され、線維化が進むということが起こります。
内臓など局所で起こると生活習慣病の原因となります。

2007年09月08日

成人病は生活習慣病

30歳以上の5人に4人が成人病予備軍。
成人病とは、生活習慣です。
不規則な生活習慣の積み重ねが、30歳を過ぎたころ、年をとるほど多くなります。抗酸化作用をしのぐ活性酸素が発生したり、抗酸化栄養素が不足していると、細胞膜やコレステロールが酸化され障害を受けてしまいます。
使用済みの天ぷら油を放置しておくと、黒ずんでべとべとになり嫌な臭いがしてきます。油が酸化され劣化するためです。
鉄などに出る錆びも金属が酸化して起こる現象です。体の防御機構が活性酸素に負けてしまうと、似たようなことが体内で起きます。

なぜ活性酸素は細胞膜などを酸化させるのでしょう。
活性酸素と呼ばれるものには、スーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類があります。
フリーラジカルには他にも数えられないほど多くの仲間がいます。

これらは直接、脂質を酸化させる力を持っています。
フリーラジカルとは、ペアになっていないと電子(不対電子)を持っている分子のことをいいます。
電子は2個1組で安定するので、対になっていない状態では隣りの分子から電子を1個引き抜いて自分はペアになって安定する性質があります。
電子を横取りする作用がフリーラジカルの特性です。
フリーラジカルによって電子が奪われると、取られたその分子は酸化された状態になります。
酸化とは、科学的に電子のやり取りをです。酸化された分子は自らが安定するためにとなりの分子から電子を横取りします。
そうして、酸化が連鎖的に起こってしまいます。

活性酸素は死骸戦野放射線が当たってもできます。
たばこの煙や大気汚染物質の中にはフリーラジカルが大量に含まれています。免疫機能を発揮するときやストレスを感じたときなども体内では活性酸素を生産されます。
人間が酸素によって生きている以上、私たちは常に活性酸素の害にさらされています。

2007年09月07日

血液一般の検査値 鉄分・貧血関連 Fe,TIBC,UIBC,V-B12,FA

関係する主な病気
血精鉄(Fe)
高値
再生不良性貧血、鉄芽球性貧血、ヘモグロマトーシス、白血病、急性肝炎の初期、鉄剤服用など。
低値
鉄欠乏性貧血、赤血球増多症(多血症)、慢性関節リウマチ、悪性腫瘍、感染症、妊娠(特に後期)など。

総鉄結合能(TIBC)
高値
鉄欠乏性貧血、多血症、妊娠など
低値
溶血性貧血、肝疾患、悪性腫瘍、ネフローゼ症候群、感染症、ヘモグロマトーシス、低栄養など、

不飽和鉄結合能(UIBC)
高値
鉄欠乏性貧血
低値
再生不良性貧血、溶血性貧血、悪性腫瘍、肝疾患、慢性関節リウマチ、感染症など。

ビタミンB12(コバラミン)、葉酸(FA)
高値
慢性骨髄性白血病、赤血球増多症(多血症)、悪性腫瘍、肝疾患、慢性腎不全など。
低値
巨赤芽球性貧血(悪性貧血)、溶血性貧血、萎縮性胃炎、慢性肝疾患、プローン病、呼吸不良症候群、アルコール依存症、妊娠など。

鉄分、貧血関連の検査は、鉄欠乏性貧血など、主として貧血の種類を調べる検査です。

血清鉄
血液から赤血球・白血球・血小板と繊維素を除いた黄色味をおびた上澄み液が血清です。
そのな化に存在している鉄(Fe)の量を測る検査です。

TIBC,UIBC
血清鉄はトランスフェリンという、肝臓で造られるたん白と結びついて血中に存在しています。
その結合能を調べるのが総鉄結合能(TIBC)で、残りの結合されていない(飽和されていない)
鉄の予備能力を測るのが不飽和鉄結合能(UIBC)です。

ビタミンB12・葉酸
造血ビタミンとして知られ、通常では過不足しないビタミンです。巨赤芽球性貧血(悪性貧血)
や低栄養などで血中の量はいずれも低下してきます。
65歳以上になれば、胃の機能低下に伴う低下がはっきり認められます。
葉酸はお米にも多く、ビタミンB12とともに通常では欠乏しないビタミンです。
食生活の欧米化で、欠乏症の人も見かけられます。
胚芽、豆類、肉類、魚介類などをバランスよく食べることが大切です。

2007年09月06日

血液一般の検査値 白血球分類

関係する主な病気
高値
扁桃炎、肺炎、骨髄炎、骨髄性白血病、細菌感染症、心筋梗塞、脳内出血、気管支喘息、物理的・心理的ストレスなど

低値
再生不良性貧血、悪性貧血、腸チフス、インフルエンザ、風疹、マラリア、敗血症、がんの骨髄転移、抗がん剤投与、放射線照射など

白血球分類検査とは
白血球分画、白血球百分率ともいい、白血球の構成比率を調べる検査です。
白血球は好中球、好酸球、リンパ球、単球、好塩基球の5種類に分類されます。
これらの構成比率を見て、増加・減少を調べ、病気の診断や経過観察に役立てます。
健常者の場合、好中球の分葉核球の分節核球が白血球全体のおよそ半分の比率を占めています。

白血球分類基準値を読む注意
1日の中で白血球はかなり変化しますが、みんな同じように増減するわけではありません。
好中球の早期から次第に増加して午前に30%近く増加するのに対し、好中球は朝から次第に減って午後には半分近くになります。

好中球 桿状核球:2~13% 分葉核球:38~58%
好 酸 球:0.2~6.8%
リンパ球:26~46%
単  球:2.3~7.7%
好塩基球:0~1%

2007年09月05日

血液一般の検査値 網赤血球数(Ret)

関係する主な病気
増加
鉄欠乏性貧血、重傷サラセミア、持続性貧血、溶血性貧血、出血性貧血など

減少
再生不良性貧血、急性白血病、骨髄機能低下、慢性アルコール中毒、甲状腺機能低下症など

網赤血球数(Ret)検査とは
寿命が約120日の赤血球は、骨髄で造られ、膵臓で壊されます。
その中で、網赤血球(Ret)は、骨髄の中にいた赤芽球から核が取り除かれて赤血球になって間もない赤ちゃん。
骨髄から飛び出したばかりの幼い赤血球です。
網赤血球は、骨髄を出て約1日で大人の赤血球になります。
この若い網赤血球の数調べ、骨髄の造血能力を推し量ろうとする検査です。
検査値は、赤血球に対する網赤血球の比率(%)と、網赤血球の絶対数の2種類です。
検査値は、骨髄の網赤血球生産量に比例し、貧血など血液疾患の診断や治療効果を見るのに利用します。

網赤血球数検査値を読む注意
生まれたては高い数値を示し、貧血を治療した回復期に高い数値を示すことがあります。
女性については月経時に数値が上昇する報告があります。

一般の基準値
0.2~1.8%  2.5~8.5万/μl

2007年09月04日

血液の一般の検査値 赤血球指数(MCV、MCH、MCHC)

関係する主な病気
MCV=高値(MCHC=基準値内)
悪性貧血、葉酸欠乏性貧血、肝障害に伴う貧血など

MCV=低値(MCH,MCHC=低値)
鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、サラセミア症候群、慢性炎症に伴う2次性貧血、無トランスフェリン血症、妊娠貧血など

赤血球指数(MCV、MCH、MCHC)検査とは
赤血球指数は赤血球恒数とも呼ばれます。
赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値の3つの数値からいくつかの係数を算出して、赤血球の特徴をつかみ、貧血診断の指標とするものです。

●MCH=平均赤血球血色素量
それぞれの赤血球の中に存在しているヘモグロビン=血色素の量の平均値を表す数字です。

●MCHC=平均赤血球血色素濃度は、赤血球の容積に対するヘモグロビン量の割合を表したもの。
これらの数値を比較し、ほかの検査値とも合わせて病気について検討していきます。

一般の基準値
MCV:80~100フェムトリットル
MCH:26~35ピコグラム
MCHC:31~37%

性差を考慮した基準値
MCV
男性:82~102フェムトリットル  女性:79~100フェムトリットル
MCH
男性:28~35ピコグラム      女性:26~35ピコグラム
MCHC
男性:31~37%          女性:30~37%

2007年09月03日

血液一般の検査値 血小板数(Plt)

関係する主な病気
高値
本態性血小板血症、慢性骨髄性白血病、真性多血症、骨髄せんい症、鉄欠乏性貧血、出血など

低値
急性白血病、再生不良性貧血、突発性血小板減少性紫斑病、巨赤芽球性貧血、全身性エリテマトーデス、膠原病、ウイルス感染など

血小板数(Plt)検査とは
血液中の血小板の数を調べる検査です。
皮膚や粘膜に出血傾向がある場合、あるいは全身性疾患のふるい分けに使われます。
血小板は骨髄の巨核数で造られ、放出されます。
放出されて、体のすみずみの血管に行きわたった血小板の寿命は8日ほど。
血小板は血を固まらせる役目で、これが増加すると血管を塞ぐ血栓ができやすくなり、低下すると血が止まりやすくなります。
古くなった血小板は脾臓で壊されます。
数値が異常に増加する原因は、骨髄の巨核球が腫瘍性の原因で異常増殖する慢性骨髄性白血球などと、悪性腫瘍、リウマチなどの慢性炎症、鉄欠乏性貧血のように2次的な原因で血小板が増加するケースと大きく分けて2通りあります。
数値が異常に低下では、白血球、悪性腫瘍、薬剤投与ケース、免疫性の原因で血小板が抗体によって破壊され数が減少するケースに類別されます。

血小板数検査値を読む注意
血小板はストレスや激しい運動によって、アルコールやビタミン剤の摂取によっても一時的に増加します。
年齢別の変化では、女性に比べて男性の平均値のほうが加齢によって徐々に低下していく傾向が顕著です。
60歳未満男性 201,600μl 60歳代女性 197,100μl
60歳未満女性 207,400μl 60歳代女性 212,600μl
女性の場合は月経時に数値が増加するといわれています。

一般の基準値
11万~44万/μl

2007年09月02日

血液一般の検査値 白血球数(WBC)

関係する主な病気
高値
扁桃炎、肺炎、髄膜炎、骨髄性白血病、細菌感染病、心筋梗塞、脳内出血、気管支喘息、物理的・心理的ストレスなど

低値
再生不良性貧血、悪性貧血、腸チフス、インフルエンザ、風疹、マラリア、敗血症、がんの骨髄転移、抗がん剤投与、放射線照射など

白血球数(WBC)とは、どんな検査
血液中にある白血球は、体の中に細菌など異物が侵入してくると、それを包み込み、白血球自身の中に取り込んで食べて無害化するという役割を担っています。
白血球の食作用は、ばい菌が入った場所へ白血球が集まって炎症作用が起きたということでもあります。

白血球は感染防御と免疫機能の主役です。
静脈血100万分の1リットル中にある白血球の個数、増減を調べ、感染症の診断に役立てる検査です。
白血球数検査は抗がん剤治療や放射線治療、臓器転移後の位置観察などにも用いられます。
一般に、白血球が急に増加するのは、体内に異物が侵入してきたときと、扁桃炎や肺炎など細菌性の感染症で、血液を造っている骨髄で異常が起きたときです。
白血球が急に減るのは一般に、白血球の製造元、骨髄が白血球の破壊処理工場の脾臓のどちらかに異常があった場合です。

検査値を読むと
同じ血液中の成分でも、赤血球が約4ヶ月も生きているのに対して、白血球の寿命は3~4日ほどです。
短命の白血球の数は変動が激しく、数値は朝に低く、午後には10%ほど高くなる傾向があります。
激しい運動や入浴、出血などの物理的ストレスや心理的ストレスでも増加します。喫煙者の数値はたばこを吸わない人に比べてやや高めです。
年齢別では、白血球数は青年期から成人期にかけて少しずつ増加し、老年期に向かって徐々に減少していく傾向が見られます。

一般の基準値
2,700~10,000マクロリットル

2007年09月01日

血液一般の検査値 ヘマトクリット(Ht)

関係する主な病気
高値
真性多血症、2次性多発血症など

低値
再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、腎性貧血、巨赤芽球性貧血、鉄欠乏性貧血、自己免疫性溶血性貧血など

ヘマトクリット(Ht)とはどんな検査
血液中に占める赤血球の容積の割合を調べる検査です。
赤血球の中にあるヘモグロビンは血液に赤い色を帯びさせ、体中の細胞に酸素を送り届けます。
ヘマトクリット値が普段より低下すれば、血は薄まり、貧血気味で、体への酸素供給力が落ち、体力が落ちていることを示しています。
検査値が普段より高いと、血が濃く、流れにくくなっています。

検査値を読む
出生直後の赤ちゃんは成人値が高く、幼児期に低下していきます。
一般に、成人では男性より女性の方がやや低い値を示します。
老齢に向かうに従い、女性よりも男性の値の落ち込み具合が激しいようです。
横になって、測った数値は、立ったときの測定値よりも低くなります。

一般の基準値
男性:42~45%  女性:38~42%