2007年08月17日

抗酸化物質

コエンザイムQ10(CoQ10)が多く含まれているのは細胞内のミトコンドリアですが、これ以外にも体中のあらゆる細胞膜や血液中に存在して、活性酸素やフリーラジカルをとらえ、脂質の酸化を防いでいます。

コエンザイムQ10(CoQ10)は、自らが抗酸化物質として脂質の酸化防止に働き、ビタミンEの抗酸化力を強化する作用があります。
ビタミンEは、脂質の酸化を防ぐ最も重要な物質のひとつといわれています。
ところが、生体内の条件によって、逆に脂質の酸化をうながす元凶になり得る性質を持っています。
酸化に傾きがちなビタミンEを安定化させ、本来の抗酸化力を発揮させる物質として、コエンザイムQ10(CoQ10)は存在しています。

生体が酸化の危機にさらされたときに最初に減っていくのはビタミンC、次いでコエンザイムQ10(CoQ10)です。
ビタミンEは2日間、ほとんど減少していないと実験報告があります。
一方、過酸化脂質は、コエンザイムQ10(CoQ10)消失後に、急速に増加し始めます。
コエンザイムQ10(CoQ10)が消えると、抗酸化能力を持つビタミンEが多く残っていても、過酸化脂質が増加することが分かりました。
ビタミンEが実際に抗酸化力を発揮させるにはコエンザイムQ10(CoQ10)が必要です。
コエンザイムQ10(CoQ10)は、それ自体に強力な抗酸化作用があり、ビタミンEが効率よく働くために不可欠な物質です。

生物の多くは、体内でコエンザイムQ10(CoQ10)を合成し、エネルギーを作っています。青魚で、いわしの含有量が多く、一匹で約5mgのコエンザイムQ10(CoQ10)が摂取できます。
牛肉、大豆、ほうれん草、ブロッコリーなどもコエンザイムQ10(CoQ10)が多く含まれる食品です。