2007年08月08日
がんが発症するまでにはいくつかのステップがあります。
正常細胞が何らかの刺激を受けて遺伝子に傷がつき、変異細胞になるのをイニシエーションといいます。
遺伝子に傷がつく原因はいろいろあって、お焦げを食べるのはよくなく、たばこも非常によくありません。
変異細胞になっても普通その細胞はすぐに死にますが、中には生き残ってしまうのも出てきます。
さらに刺激を受けるとがん細胞に変化していきます。
これをプロモーションといいます。
プロモーションは高脂肪食や高たんぱく食などが引き金になって起こりますが、ここでも喫煙が大きな原因となります。
喫煙は正常な細胞ががん細胞に変わるきっかけを作り、さらにその変異細胞を育てる力を貸しています。
カロテノイドの発がん抑制作用はどの段階に効果があるのかというと、最初のイニシエーションのところではないかと考えられています。
カロテノイドが活性酸素に対して効果があることから、心疾患の予防効果もあるのではないかと研究が進んでいます。
心疾患の原因となる動脈硬化は、酸化したLDLコレステロールが血管に沈着することで引き起こされます。
カロテノイドの抗酸化作用によってLDLコレステロールの酸化を抑えることができれば、動脈硬化、心疾患を予防できるのではないかと考えられました。
狭心症初期段階の患者に抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、β‐カロテンが血漿中に豊富にあると、狭心症のリスクを下げることができます。
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