2007年07月17日

免疫機能をコントロール

カルシウムは免疫機能をコントロールしています。
免疫機能とは、人体の中に外から入ってきたウイルスや細菌から守る防衛力です。60兆個の細胞がネットワークを組み、情報交換をしながら、ウイルスや細菌の侵入に備えます。
ウイルスや細菌が体の中に入ってくると、マクロファージ(巨大貧食細胞)が始めにやってきます。
マクロファージから情報が入ると直接攻撃に出るのがナチュラルキラー細胞、抗体を発射するのがリンパ球です。
リンパ球は、必ず敵を記憶していて同じウイルスや細菌が侵入したときにさらに多くの抗体を作り攻撃します。

血液の細胞、赤血球、白血球、血小板は骨髄で作られます。
骨髄は、背骨の中にあり、骨に守られている軟骨組織です。
赤血球はヘモグロビンという赤い血色素を含み、ヘモグロビンは肺で酸素と結びついて酸素を各組織に運ぶ役割をしています。
血小板は出血のときに血液を凝固させる働きをします。

白血球にはいろいろな働きがあり、体内に入ってきたウイルスや細菌に対し、体を守る役割をします。
リンパ球はリンパ節で作られ、リンパ節や脾臓に備えられもっとも重要な免疫細胞として働きます。
生命維持に欠かせない血液細胞や免疫細胞を作り出すのが骨髄です。
人間は骨髄が働かなくなると死にます。
骨髄がしっかりした骨によって守られなければいけません。
こうした血液の細胞分裂は、カルシウムが出す信号によって制御されています。