2007年07月31日

活性酸素が原因となる眼の疾患にも

眼が物を見る際に非常に重要なのが、眼球の裏側にある黄斑部というところです。
黄斑部は眼の中でカロテノイドが一番集まっている場所で、見た目にも黄色く見えます。黄斑という名前がついています。
黄斑部は色や形を識別する場所で、光が集中するために酸化されやすい部位です。酸化を防ぐためにカロテノイドが集中しているかもしれません。
加齢とともに黄斑部の酸化が少しずつ進み変性が進み視力が衰えてきます。
これが加齢性黄斑変性症という病気です。
欧米化した食事や生活スタイルから日本でも患者さんが増えていくと思われています。
カロテノイドの一種で抗酸化力の強いアスタキサンチンを摂取することで、黄斑部の酸化による変性を防ぐと考えられて、研究が進んでいます。

2007年07月30日

動脈硬化

動脈硬化はLDLコレステロールの酸化が原因となるといわれています。
血液中で酸化されたLDLコレステロールが血管の掃除屋マクロファージに食べられ、そのマクロファージが血管壁に沈着すると血管が硬くなります。
これが繰り返されると、動脈硬化になってしまうと考えられています。
動脈硬化は、静かな殺し屋とも呼ばれ、自覚症状がないままに脳血管疾患や心疾患の原因となる恐ろしい病気です。
脳血管疾患や心疾患はともに日本人の死亡原因の上位を占めています。

体の中に活性酸素を増やす因子
車の排ガス、化学工場やごみ焼却場から出る排煙、ダイオキシン、太陽の紫外線、酸性雨、電磁波=
電子レンジ、携帯電話、パソコンなど、殺虫剤、防虫剤、化学肥料、除草剤、残留農薬、防腐剤、化学薬品、過酸化脂質、細菌やウイルスの感染、カビ、ストレス、飲酒、喫煙、激しい運動。

活性酸素が発生して体の中に及ぼす悪影響
過酸化脂質、DNAの損傷、血管収縮、たんぱく質の変性、酸素の変性。

関わる主な病気と症状
動脈硬化、心筋梗塞、がん、脳梗塞、脳卒中、アルツハイマー病、胃潰瘍、糖尿病、アトピー性皮膚炎、しみ、しわ、たるみ、老化促進、加齢性黄斑変性症など。
血液中に抗酸化物質が多いと、血栓のもとになる物質が作られにくくなります血液がサラサラになり、血液がよくなります。
強力な抗酸化物質のアスタキサンチンには、血液改善効果が期待できます。

2007年07月29日

アスタキサンチンは

赤橙色をしたカテノロイドで、魚やえび、かにの表皮や筋肉に含まれています
鯛や金目鯛、鯉などの皮の赤い色やさけの橙色などはアスタキサンチンの色です。カロテノイドは植物に多い色素です。
魚や動物に豊富にあるのは、カロテノイドを作る植物性プランクトンを食べた動物が体内にカロテノイドを蓄積し、体にも色をつけることはあります。

アスタキサンチンの場合も、アスタキサンチンを含んだプランクトンを魚やえびなどを食べ、それが食物連鎖で濃縮されて動物自身に鮮やかな色をつけます
アスタキサンチンは、人間の体内では、非常に強力な抗酸化成分として発揮します。
一重項酵素とは、紫外線を浴びたり、細胞内でエネルギーえを産生する際に発生する活性酸素です。
人体の内外を問わず、体中で常に生み出されている活性酸素です。
アスタキサンチンは脂質の酸化を抑える効果も強力です。
脂質の酸化で大きな問題となるのは、動脈硬化です。

2007年07月28日

私たちの健康を保つには、運動は必要不可欠です。

体を動かすことは体の機能を活発にし、ストレスの発散にも役立ちます。
運動に適した体は、バランスの取れた体です。
体重が左右の足に平均してかけられる人は意外に少ないです。
試しに目をつむり、10メートルほど歩いて、まっすぐ歩けた方は左右均等に体重がかかっている方です。
右か左に大きくずれる人は、ずれた側に体重の負担がかかりすぎています。

目をつぶっただけで、歩くどころか体のバランスがとれず、グラグラ揺れてしまう人もいます。
左右のバランスを崩した体は、同じ運動をしても左右の負担のかかり具合が違うため片足が過労、他方が運動不足となりいろいろな病気の原因となります。ではなぜ、左右のバランスが均等にならないのでしょうか。

骨盤の変位(ズレ)です。
骨盤の変位を正し、体の左右のバランスを均等にし、運動をすると体力はメキメキつきます。
自分の本来持っている生命力=自然治癒力が十分に発揮でき、自然と体が動くようになり、食欲もわき、よく眠れるようになります。

骨盤は体の土台
人間は二本足で立つことにより、上体の全重量は骨盤で受け止められ、骨盤を経てさらに両下肢に伝達されます。
四足動物と比べて人間の場合、いかに骨盤の負担が大きいのか分かると思います。骨盤が歪むと、脊柱にも影響が出て障害を受けることになります。
ほとんどの人が少なからず骨盤に歪みを持っています。
自分は健康だ、どこも悪くないと体には自身を持っている人でも、骨盤の少しのズレが時間の経過とともにだんだん大きくなります。

体の要である骨盤を正すことが本当の健康の条件です。
骨盤に変位(ズレ)があると、左右均等のバランスが崩れて、骨盤の変位が脊柱のバランスを崩し、頚椎が変位します。
肩こりや頭痛も筋肉の緊張が血管を圧迫して血流が悪くなるストレスが原因でもあります。
頚椎の座位は、首から上の血液の循環に左右のアンバランスをもたらします。

2007年07月27日

OA化が進んだ職場環境

長時間、同じ姿勢を続けることは、想像以上に骨や筋肉にダメージを与えます
仕事に集中していると、いつのまにか背中は曲がり、前のめりになったり脚を組んだりしているものです。
このようなアンバランスな姿勢は、OA事務の仕事にはつきものといえます。
ひどい肩こりや腰痛、頭痛などの症状に悩まされる人は多いです。

骨格バランスが崩れると、おちこちに不要な力が加わって健康上の問題を引き起こします。
座ってばかりの生活が運動不足を招き、症状はどんどん悪化し辛くなります。
座って行なう仕事と同様に、立ち仕事も骨格に無理を強い入ることがあります
立つという動作は、座ることよりも体力を必要とします。
正しい立ち方をするためには、筋肉を適度に鍛えなければいけません。
この筋肉が弱いと長時間立っていられず、ラクな姿勢をとろうと前かがみ、あごが突き出たり、片足に体重をかけるやすめの姿勢をとったりします。

アンバランスな立ち方を続けていると、足腰に負担をかけ、疲れやすい体となります。
筋肉バランスが崩れると、代謝が落ち、老廃物が溜まってセルライトも発生しやすくなります。
大切なことは、左右の脚に体重を均等にかけるように心がけてください。
筋肉が衰えて骨格がズレると、不自然な姿勢のほうをラクを感じてしまいます
バランスよく立ったり、座ったりするためには、筋肉に適度な緊張感を与えなければなりません。筋肉は硬い人には、痛みや苦痛を伴うこともあります。

正しい姿勢を保とうとすることで、次第に筋肉が鍛えられて柔軟さが戻ってきます。
頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個という24個の骨が積み重なって構成された背骨はゆるやかなS字状にカーブを描き頭の重さと体を支えています。
真ん中には脊髄=中枢神経系が通り、そこから伸びる末梢神経が内臓や筋肉へと分布し、それらの働きをコントロールしています。

体の働きを司る運動神経、五感を脳に伝える知覚神経、内臓の働きや血流などを制御する自律神経など、背骨には生体バランスを保つ上で必要な機能が集中しています。
そのため、骨盤がズレ、背骨が歪むと神経伝達がスムーズに行かないため、対応する臓器に不調が現れます。
血液やリンパ液の流れが妨げられ、筋肉も十分に働かなくなります。

骨を支える筋肉が落ちることでさらに歪みの度合いがひどくなるという悪循環が生まれます。
ある部分がズレることに対して体のバランスを維持するために、他の部分が連動して歪みます。ズレによって生じる慢性的な痛みやしびれは辛いものです。
放置しておけば、さらに深刻な臓器の疾患を引き起こします。

2007年07月26日

アスタキサンチン

さけの橙色、加熱したかに、えびの赤い色はアスタキサンチンというカロテノイドです。強力な抗酸化作用があります。
アスタキサンチンは天然の色素、カロテノイド類の一種です。
天然のカロテノイドは種類が多くこれまで約650種類が見つかっています。
カロテノイド類は多くが黄色や橙、赤色をしています。

にんじんなど緑黄色野菜に多い、β‐カロテン、α‐カロテン、トマトの赤い色素リコピン、とうもろこし、ほうれん草に含まれる、ゼアキサンチン、ブロッコリーに豊富なルテインがあります。

β‐カロテン、リコピンをはじめ、カロテノイド類には抗がん作用などの薬理効果のあるものが多いです。
アスタキサンチンは活性酸素の一種の一重項酵素にビタミンEの約千倍、β‐カロテンの約百倍もの非常に強い抗酸化力を示し、過酸化脂質の生成を抑える働きも強力です。

活性酸素による細胞や脂質の酸化が、がんや動脈硬化など多くの病気の原因に関わっています。
アスタキサンチンに強力な活性酸素除去作用があるなら、アスタキサンチンにはがんや動脈硬化をはじめ活性酸素が原因となる病気すべての予防、治療効果が期待できます。

2007年07月25日

栄養や酸素を運び老廃物を集める循環器

細胞が必要とする栄養や酸素を体のすみずみまで送り届け、老廃物を集める血液と、老廃物を集め体をウイルスなどの外敵から守るリンパ液が、全身を回ることを循環といい、それに関わる臓器や器官を循環器といいます。

循環器には、血液の流れの原動力である心臓、血液を流す血管系、リンパ液を流すリンパ系が含まれます。
血液やリンパ液の循環が止まってしまったら、体に酸素や栄養が供給されず有害な老廃物が運び出されなくなり、細胞がダメージを受け、生命を維持できません。

循環器は、一瞬たりとも休むことなく働きつづけなければなりません。
人はリラックスしたいという気持から、ついラクな姿勢をとりますが、ラクな姿勢は、筋力を衰えさせて骨のズレをうながすと動じに、老廃物を溜まりやすい体を作ることにつながります。


循環器が運ぶもの
細胞の活動に欠かせない酸素と、ブドウ糖などのエネルギー源、体を作るのに必要なたんぱく質と脂肪、細胞の中でのさまざまな反応に必要なビタミンやミネラルは、肺や腸から血液に入り、全身の筋肉や臓器などにくまなく送り届けられます。

腸などからとり込まれた栄養素や薬物などは、貯蔵や加工、解毒のために肝臓へも送られます。
新しい赤血球や白血球は、骨髄リンパ節で作られて血管に入ります。
古くなった赤血球は脾臓や肝臓を流れる間に処理されます。

体の機能を調節する働きをするホルモンも、血液によって運ばれます。
二酸化炭素や尿素などの老廃物は、血液によって肺や腎臓に運ばれて処理されたり、排泄されたりします。

2007年07月24日

なぜ、体は歪むのでしょうか。

最大の要因は生活習慣です。
脚を組む、横座りをする、重心を片足にかけて立つなど無意識についてしまった日ごろの癖によって必要以上の負荷がかかり、骨格バランスは崩れていきます。人間の体には自然治癒力が備わっています。

ずれた骨格は元へ戻ろうとするはずですが、長時間に渡って体の重心がぶれた、姿勢の悪い状態を続けていると、骨格のズレは元に戻ることなく固定されてしまいます。
さらに毎日、骨に負荷を与えつづけることで、歪みの度合いはますます進行していきます。

運動不足も体を歪ませる要因です。
体は200余個の骨で構成されています。
骨は筋肉で支えられています。
適度な運動を怠れば筋力は低下し骨を支えられなくなります。
ほかに、代謝が落ちてカルシウムの吸収率がわるくなり骨密度も下がります。
毎日の食事でカルシウムを摂ることと、適度な運動も骨を強くするために欠かせません。体とこころは密接につながっています。

過度のストレスや心の傷を抱え込んだままにしておくと、それらが体のトラブルとして表面化し、多くの場合、骨格構造にズレを生じさせます。
健康的な生活を送るためには、精神的なストレス要因を排除することが一番です。まずは体の歪みを治しましょう。
骨格のズレを正常にして、滞っていた血液やリンパ液が循環して、神経の伝達をスムーズになり、筋肉の働きが活性化します。

2007年07月23日

高血圧

カルシウム不足は高血圧や動脈硬化は原因
高血圧や動脈硬化は脳血管障害や心臓病の引き金になると考えられます。
日頃から食事や生活習慣に注意しましょう。
塩分の多い食事は、血液中にナトリウムが多くなり、これを薄めようと体内にある水分は血液中に流れ込みます。
血液中には水分が増えて、血管を膨らませます。

血管の壁が強く押されて、血圧が上昇します。
血圧の上昇に関係する動脈の血管の外側は、平滑筋という筋肉で覆われています。平滑筋細胞の興奮や収縮にカルシウム濃度が関係していると考えられています。

カルシウム不足の状態が長く続くと、血液中のカルシウム濃度を一定に保たなければいけないので、副甲状腺ホルモンが分泌して骨のカルシウムを溶かす、カルシウムパラドックスが起きます。
副甲状腺ホルモンの働きで、カルシウムはどんどん溶かされます。
余分な分は血管壁の細胞内に入り込み、平滑筋を収縮させます。
平滑筋細胞のカルシウム濃度が増えると、血管を収縮させ血圧を上げます。
これが、カルシウムパラドックスです。
細胞内にカルシウムが増加することは、細胞内外のカルシウム濃度のバランスを崩します。
この大きな濃度差が崩れると、血管の収縮やそれぞれの細胞機能が果たせなくなって病気になります。

2007年07月22日

骨粗鬆症

カルシウムが不足すると骨粗鬆症になりやすい
骨粗鬆症は骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気で現代病になりつつあります。
骨粗鬆症はカルシウム不足が原因で起こる病気ですが、飽食の時代に栄養分が不足するのが不思議です。

自覚症状もなく、骨折をして始めて分かるという人がほとんどです。
寝たきりになったら大変です。
隠れ骨粗鬆症の患者も入れると、1000万人といいます。
若いうちからカルシウムの摂取にこころがけてください。
この病気は女性に多く見られます。


女性ホルモンが深く関係しています。
女性は毎月卵巣から女性ホルモン・エストロゲンが分泌されます。
更年期以降には、女性ホルモンの分泌が減少します。
女性ホルモンが減少すると、腎臓で作られる活性型ビタミンDが少なくなります。すると腸管からのカルシウム吸収の勢いが落ちます。
血中カルシウム濃度が減少して、副甲状腺ホルモンが分泌されて破骨細胞を刺激し、骨のカルシウムをどんどん溶かします。

溶かされた以上にカルシウムを補給しなければいけません。
吸収率の悪い栄養素がカルシウムです。
更年期を迎える頃には、カルシウムを多く摂取するようにしてください。
歳を重ねると女性ホルモンばかりでなく、消化器や他の臓器も新陳代謝が衰え弱ってきます。
カルシウムを摂取する量より、出ていく量が多いと、骨はどんどん削られます。
骨粗鬆症は、カルシウムの摂取不足、女性ホルモンの影響の他、運動が重要になります。

2007年07月21日

カルシウム不足は病気の原因

子どもの骨折はカルシウムとビタミンDの不足が原因です。
食生活の欧米化で、飲食するほど栄養状態はよく、子どもの体格も非常によくなってきました。しかし、骨折する子どもが増えています。
体格がよくても骨格の中身が問題です。
骨密度が低く、ちょっとしたつまずいて転ぶことで骨折します。
骨折には、カルシウムの摂取量の問題と、戸外で元気に体を動かす遊びをしなくなったこともその要因としてあげられます。

運動量は少ないと、せっかく摂ったカルシウムの吸収はよくありません。
紫外線を浴びることも少なく、ビタミンD不足にもつながっています。
炭酸飲料水やスナック菓子をおやつに食べる習慣は、骨にとってマイナスの要因に働きます。

2007年07月20日

カルシウムとマグネシウムの関係

骨を作るのはカルシウムだけではありません。
骨と骨をつなぐ役目をしている軟骨にマグネシウムが含まれています。
マグネシウムは人体には約30gありますが、その70%は骨にあります。
その他、筋肉、脳、神経にも含まれています。
マグネシウムは刺激による筋肉の興奮性を高めます。
カルシウムは筋肉の興奮を抑える働きをします。

一方でプラスの働き、一方でマイナスの働きがあり、両方でバランスが取れることになります。
マグネシウムとカルシウムの摂取量の日は1対2がベストの状態です。
マグネシウムの1日の所要量も300mgになっています。
カルシウムと同じように、高ぶった神経の興奮を抑える役目をしています。
マグネシウムも不足すると神経が興奮状態になり、キレやすくなってしまいます。


マグネシウムを含む食品
いわしの煮物と干し物、青のり、ひじき、とろろこんぶなどの海藻類、アーモンド、カシューナッツ、ごま、ピーナッツなどの種実類、じゃがいも、さつまいも。
日本型の和食中心の食生活なら、マグネシウムが不足することはありません

2007年07月19日

カルシウムとナトリウム

高血圧の原因として食塩の摂り過ぎが問題です。
加工食品や塩分の多い食品の摂り過ぎは、血液中のナトリウム量も増やし、これを薄めようと体内の水分の移動を起こします。
水分が血液中に流れ込み、血管の壁が強く押されて血圧が上がります。
血管の収縮は、血管が狭くなり、血液の通り道が狭くなり血圧が上がります。
血管の外側にある平滑筋の細胞内には、カリウムがたくさんありますが、細胞外にはナトリウムがあります。

細胞には細胞膜があります。
細胞膜にはナトリウムとカリウムを交換して、ナトリウムを外に出して、カリウムを内に入れようとする働きがあります。
子の働きが、細胞内の水分を一定に保ちます。
細胞内のナトリウムを外に出す力が弱くなると、細胞内にナトリウムが溜まり、ナトリウムとカリウムを交換することが出来なくなります。

そうすると、ナトリウムとカルシウムの交換が行なわれ、細胞内のカルシウムが増えてきます。
カルシウムの増加により、血管壁の平滑筋が収縮し血圧が上昇します。

2007年07月18日

骨を丈夫に成長させる栄養素

骨は活動して常に作り替えられています。
2~3才くらいまでの乳幼児の成長は特に速度が早く、細胞もどんどん作られます。身長も体重も急激にに大きくなる時期です。
思春期の成長期は、成長ホルモンと甲状腺ホルモンの影響を受け、骨の先端部にある成長軟骨と骨を取り巻く骨膜がたて、よこに大きくなるという特徴があります。それにつれて内側の海綿骨も作られます。


カルシウムを補給しても、どんどん骨作りに使われます。
一生を左右する大切な骨格です。
弱くて細い骨格より、丈夫な骨格が見ていても安定感があります。
大人になれば、身長の伸びは止まりますが、骨は常に新陳代謝を続け、新しく作り替えられて20~30才くらいで最強の骨になったあとは、だんだん骨も老化していきます。

血液中にカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンから指令が出て、破骨細胞がカルシウムを削り出します。
ある一定量になるまで続けられます。
今度は、骨芽細胞が壊れた部分の修復を始めます。
壊すのは簡単ですが、修復するには時間と労力がかかります。
解体、修復作業にはカルシウムだけでなく、ホルモン、ビタミン、たんぱく質なども関係しています。休みなく動いているのが人間のからだです。

2007年07月17日

免疫機能をコントロール

カルシウムは免疫機能をコントロールしています。
免疫機能とは、人体の中に外から入ってきたウイルスや細菌から守る防衛力です。60兆個の細胞がネットワークを組み、情報交換をしながら、ウイルスや細菌の侵入に備えます。
ウイルスや細菌が体の中に入ってくると、マクロファージ(巨大貧食細胞)が始めにやってきます。
マクロファージから情報が入ると直接攻撃に出るのがナチュラルキラー細胞、抗体を発射するのがリンパ球です。
リンパ球は、必ず敵を記憶していて同じウイルスや細菌が侵入したときにさらに多くの抗体を作り攻撃します。

血液の細胞、赤血球、白血球、血小板は骨髄で作られます。
骨髄は、背骨の中にあり、骨に守られている軟骨組織です。
赤血球はヘモグロビンという赤い血色素を含み、ヘモグロビンは肺で酸素と結びついて酸素を各組織に運ぶ役割をしています。
血小板は出血のときに血液を凝固させる働きをします。

白血球にはいろいろな働きがあり、体内に入ってきたウイルスや細菌に対し、体を守る役割をします。
リンパ球はリンパ節で作られ、リンパ節や脾臓に備えられもっとも重要な免疫細胞として働きます。
生命維持に欠かせない血液細胞や免疫細胞を作り出すのが骨髄です。
人間は骨髄が働かなくなると死にます。
骨髄がしっかりした骨によって守られなければいけません。
こうした血液の細胞分裂は、カルシウムが出す信号によって制御されています。

2007年07月16日

食べ物だけでは丈夫な骨は作られません。

骨に適度な刺激があたるとカルシウムの骨への取り込みがよくなります。
カルシウムには吸収を阻害する栄養素は、シュウ酸とリン、食物繊維、食塩などです。カルシウムのために摂り過ぎはよくありません。
リンは骨の構成成分でもあり、骨には欠かすことができない栄養素です。
魚介類や肉類には多く含まれています。

リンはカルシウムと結びつきやすく、リン酸カルシウムとなり腸内でのカルシウムの吸収を悪くします。問題は加工食品や清涼飲料水に使われる添加物です
リンは変色防止や保存性を高める効果があるため、加工食品や清涼飲料水には欠かすことが出来ない食品添加物です。
カルシウムとリンの関係は1対1か1対2のバランスのとき吸収を悪くしないでリン本来の役割を果たすことが出来ます。

食物繊維はその必要性や重要性は注目されます。
便秘予防、コレステロールを抑制、高血圧、糖尿病、大腸がんの予防に効果があるといわれます。
一方で、カルシウムや他の栄養素の吸収を悪くしています。
食物繊維を多く含む食品を食べるときは、カルシウムを多く摂ってください。


食塩はカルシウムにとって大敵です。
食塩に含む、ナトリウムはカルシウムと一緒になって尿中へ排泄させます。
1日10g以下が目安としてください。
外食では塩分や脂肪の摂りすぎになりがちです。注意してください。

2007年07月15日

野菜のカルシウム吸収率は20%

ゴマや大豆製品と組み合わせて変化をつけたり、お酢と一緒に摂ると吸収率がアップします。
魚や肉類のたんぱく質と一緒に食べることで吸収がよくなります。
小松菜、にんじん、ほうれん草と並んで、緑黄食野菜の代表でカルシウムを多く含むチンゲン菜は中国野菜です。

カロチン、ビタミンC、カリウムを含みます。
かぶの根は淡色野菜ですが、葉は緑黄食野菜でカルシウムが豊富です。
しらす干し、ちりめんじゃこ、桜えび、小魚の佃煮、ししゃも、めざしはカルシウムを多く含む魚介類です。
あゆ、わかさぎ、さんま、こはだ、にしん、うなぎ、どじょう、しじみなどにもカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富です。

カリウムの多い野菜類も一緒に食べるといいです。
大豆は畑の肉といわれ、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、営養価に優れています。
納豆、豆腐、高野豆腐といった大豆製品を毎日の食卓に乗せてください。
納豆に含む、ビタミンKは骨の強化をサポートします。

2007年07月14日

カルシウム不足はストレスを増大させます。

高血圧や動脈硬化、糖尿病、がんなどの生活習慣病はストレスが原因です。
ストレス要因は現代では増えています。
排気ガス、花粉、環境ホルモンの影響によってストレスを感じやすくなっています。ストレスが体に及ぼす最大の影響は免疫機能を低下させます。
ストレスを感じると交感神経が刺激され、副腎皮質からも抗ストレスホルモンが分泌されます。
免疫を担当する白血球の中のリンパ球は、このホルモンに弱く、死んでしまいます。

マクロファージと呼ばれる巨大貧食細胞の殺菌効果も低下してしまいます。
マクロファージもリンパ球もチームワークを組んで仕事をしていますが、これらをコントロールしているのがカルシウムです。
カルシウムが不足しては、コントロール能力が低下します。

ストレスのために胃や十二指腸の血管が萎縮して、腸からのカルシウムの吸収が悪くなってきます。ストレスは人によって感じ方がさまざまです。
仕事以外で楽しむ、ストレス解消法を見つけてください。

2007年07月13日

無理なダイエット

プロポーションの整ったモデルのようなからだ。
りんごダイエット、パイナップルダイエット、卵ダイエットなどいろいろなダイエット法が紹介されています。
見た目はやせているのに、内臓に脂肪がついている隠れ肥満が問題です。
隠れ肥満は糖尿病、心臓病などの生活習慣に関わる病気の引き金になりかねません。
ダイエットの必要のない人までダイエットをすると、体重を減らすと同時に骨のカルシウムまで減らしてしまう結果になります。

過剰なダイエットにより、月経が止まったり、肌がカサカサになったり、髪の毛が抜けてきます。
エストロゲンという女性ホルモンのバランスが崩れた結果です。
ホルモンバランスの乱れは、拒食症、過食症といった精神的な面に影響を及ぼします。
生命維持に必要なカルシウムを自分の体に蓄えておかなければなりません。


一人暮しをしている人が年々多くなっています。
自炊生活は毎日続けていればよいのですが、外食が続けば野菜不足になり、体がだるい、肌がかさつくなどの症状が出ます。
アルコールの飲みすぎ、たばこ、コーヒーも多く摂りがちです。
夜遅くまでテレビを見ていて、夜更かしで朝はギリギリまで寝ているため、朝食抜きで会社や学校に行くといった食生活が不規則になると胃腸や肝臓は疲れています。
そのため、カルシウムの吸収が悪くなります。
朝は特に脳細胞にブドウ糖のエネルギーを与えなくては仕事の能率や学業の脳の活動低下になります。

脳からの指令が全身をコントロールしています。
情報を正しく伝達するためにも朝食はとても大切な役割を果たします。
電車の座席に座って眠っている人が大勢いるのは、疲れている人が多く、肉体的な疲れに精神的な疲労が重なっています。
脳のエネルギー代謝に必要なエネルギーはブドウ糖のみです。砂糖ではありません。

定期的に脳へは糖の補給が必要ですが、体内の糖貯蔵量は、肝臓、筋肉中のグリコーゲン、血糖を合わせても、200g程度(筋グリコーゲンは血中ヘ放出する酸素が欠損しているため、脳でのエネルギー源とはなりません)体内へ糖を適時貯蔵しておくためには食事として補わなければいけません。
1日3回の食事は必要です。

2007年07月12日

スポーツをする人とカルシウム

鍛えぬかれた筋肉が出来上がるためには、しっかりした骨が出来ていなかればなりません。
しっかりした骨格の周りに筋肉がつき、鍛えぬかれたことで、強い力が発揮できます。
カルシウムと同時にたんぱく質などバランスのある栄養素の摂取も大事です。
汗をかくことで、ナトリウム、カリウムとともにカルシウムなどの微量栄養素も流れ出てしまいます。
試合や練習には、多少なり肉体的、精神的ストレスがついてきます。
ストレスは胃腸の働きを弱め、カルシウムの吸収の吸収も落ちてきます。
ストレスによって女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下します。
ダイエットによる食事制限が皮下脂肪とともに骨のカルシウムまで減少させる結果になります。たんぱく質、カルシウムもしっかり摂るように心がけてください。


偏食の多い子どものカルシウム不足が増えています。
子どもの大きな成長期は2回です。乳幼児期と思春期です。
乳幼児期の食の好みが将来に影響を与えます。
出来るだけ好き嫌いをしないよう、いろいろなものを食べさせることが大切です。ゆたか過ぎる食生活が偏食を作ります。
好きなときに自由に飲んだり食べたり出来る毎日です。
テレビCMの影響、人気キャラクターの商品化は拍車をかけています。
加工食品にはリンが多く含まれ、カルシウム不足を加速させる原因になります。バランスよくいろいろな食品をまんべんなく食べることが食事の基本です。
いろいろな食品から少しずつ栄養が摂れ、栄養学的にも健康維持からも必要です。食習慣が病を作るとも言われています。
日常な物ばかり食べていては、栄養的に偏ってしまいます。
乳幼児期の偏食は母親の食事作りにかかっています。
母親が偏食しないことが基本になります。
食べさせ方の工夫をすると同時に、一度食べなかったからといっても、何回でも食事に出すことが大切です。何でも好き嫌いなく食べられることで、食生活が豊になり、料理への興味も湧いてきます。

2007年07月11日

更年期とカルシウムの必要性

更年期は、何をする気力もなくなったり、体がカーッと暑くなったり、頭が重かったりと、人それぞれ何らかの更年期障害が出てきます。
重い人もいれば、ほとんど感じないで過ぎてしまうという人もいて個人差があります。
女性ホルモンのエストロゲンがだんだん少なくなってきて起こる現象です。
エストロゲンは女性の生殖器の発育や排卵のきっかけを作ったり、女性として生きる基本の機能をコントロールしているホルモンです。
骨からカルシウムが出ていくのを抑える重要な働きもあります。
閉経前後の10年間の更年期といわれる頃になると、エストロゲンが減少していろいろな更年期障害をもたらします。
のぼせ、ほてり、多汗、冷え症、頭痛、肩こり、うつ状態など、エストロゲンは血液を通して前進に影響を与えます。
子供を産み、育て上げ、女性としての一大事業を終えたのですから、当然のことと思います。
エストロゲンの分泌は20~30才代がピークで、女性として一番輝いているときかもしれません。これから輝いてと思う人も大勢います。
更年期の後の20年30年と残された人生を楽しむには、元気でなくてはいけません。しかし、更年期を境にエストロゲンの現象は避けて通れません。
必ず骨が弱くなっていくという認識を持ってください。
カルシウムを常に摂るように心がけてください。
積極的に体を動かすことも忘れないでください。

2007年07月10日

軽いタバコは害が少ない

軽いタバコは害が少ないイメージがあります。間違いです。
軽いタバコも強いたばこも、中に入っているたばこの葉は同じです。
違いはフィルターの穴です。軽いものほど穴の数が多いのです。
たばこの箱に表示してあるニコチンやタールの量は、機械にたばこを一定量吸わせて測定した値です。
フィルターの穴の数が多いほど、吸うときに空気が入ってくるので煙が薄くなり、測定値が低くなります。
実際に人が吸うときには、穴から入ってきた空気とたばこの煙が一緒になって、速いスピードで体内に入ります。吸い込む量が多くなります。
強いタバコも軽いたばこも、体内に入るニコチンの量にはほとんど差がありません。しかも、軽いたばこは肺の奥まで深く吸い込みやすいため、肺がんにかかる危険性が増えるといわれます。
たばこほどではありませんが、アルコールやコーヒーの飲みすぎも同じカルシウム不足を招きます。
アルコールやコーヒーは、適量であれば精神をリラックスさせます。
飲みすぎは、胃腸や肝臓の機能を低下させます。
肝臓機能が低下すると、ビタミンDの合成が減少し、カルシウムの吸収が低下します。コーヒーには利尿作用があり、尿中へカルシウムの流出を促します。

2007年07月09日

女性は注意

女性はたばこを吸うと、卵巣の働きが悪くなり、女性ホルモンの分泌が減ります。月経不順になりやすくなります。肌が荒れて老化し、しわが増えます。
たばこを吸うと体内のビタミンCが破壊されるため、皮膚につやがなくなり、しみが増えて、くすんだ顔色になります。
たばこにはもう一つ恐しいことは、吸っている本人より、周囲の人にも大きな害を与えます。自分で吸わないのに、周囲のたばこの煙を吸わされることを受動喫煙といいます。

受動喫煙の危険
一酸化炭素でいうと、たばこを吸っている人の側にいると、本人に比べ約3分の1も吸っていることが実験で分かっています。
たばこの煙を一瞬吸い込んだだけでも、ニコチンの影響で血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、皮膚の温度が下がります。
夫がたばこを吸う場合、妻が肺がんで死ぬ率は、夫がたばこを吸わない場合に比べ、2倍に増えていることが報告されています。

たばこのパッケージの警告
日本のたばこの表示は
あなたの健康を損なう恐れがありますので、吸いすぎに注意しましょう。
と書かれています。

カナダでは、
喫煙は肺がんを引き起こす。たばこは脳卒中を引き起こす。

EUでは、
喫煙はがんの原因となる。喫煙は心臓病の原因となる。
喫煙は致命的な病気を引き起こす可能性がある。喫煙は人を殺す。
などの警告文があります。

韓国では、
禁煙は健康な長寿に導く。あなたの喫煙は周囲の人に害を与える。
喫煙はあなたの愛児の健康を害する喫煙は脳卒中や心臓病の原因となる。

この4つのうち一つが必ず入っています。

2007年07月08日

平均寿命も短くなる

たばこは歯や歯茎にも悪い作用があります。
歯や歯茎が汚く、臭くなります。
たばこを吸っていると、病気にかかりやすく、身体が早く老化するので、平均寿命も短くなります。
米国疾病管理センターの調査では、たばこを吸う人の平均寿命は吸わない人に比べ、男性では13.2年、女性は14.5年短いことが分かりました。
たばこを吸っていると、体内に一酸化酸素が溜まって、酸素が足りなくなり、心臓や肺の機能も落ち、運動したときにすぐ息切れがして、持久力が落ちます。
脳や神経の働きも低下するので、刺激に対する反射や反応も鈍くなります。
ケガの治りも遅くなります。
脳の働きが低下するため、思考力も落ちます。
たばこを吸うと、頭がスッキリするといいますが、錯覚です。
吸えない間のイライラが、たばこを吸ったときだけ一時的に消えて、スッキリしたように感じるだけのことです。

やせるためにたばこを吸う人がいますが、間違いです。
たばこを吸うと、味を感じにくくなり食欲が落ちて、胃の調子や体調も悪くなるので、体重が減ることもあります。不健康にやつれた状態といえます。
ニコチンの作用で内臓に脂肪が溜まりやすくなります。
皮下脂肪に比べ、内臓脂肪に溜まった脂肪は全身への悪影響が大きく血液中の脂肪=コレステロールが増えて動脈硬化症=血管の老化が進化する原因になります。
たばこを吸うと、体内には不健康な脂肪が溜まり、全身の老化が早くなります

2007年07月07日

たばこが身体に及ぼす害

たばこの煙には、人体に有害な物質が200種類以上も含まれているので、たばこは毒の缶詰と言います。毒は、一酸化炭素、ニコチン、タールです。

身体に一酸化炭素が溜まると
たばこを吸うと、体内に一酸化炭素が溜まり、吐く息=呼気の中の一酸化炭素を測定すると、たばこを吸う人では、10~40ppm(ppmは百万分の1を表します)たばこを吸わない人は、1~2ppmです。
一酸化炭素は、出ていかないので、たばこを吸う人はいつも身体が酸素の足りない状態です。
頭の働きが悪くなり、身体の成長も悪く、身体も伸びにくくなります。

がんにかかりやすくなる
タールの物質の中には、がんを起こす発がん物質がたくさん含まれています。
ニコチンは血管を収縮させる作用があります。
血液の流れが悪くなって、全身に栄養や酸素が届かなくなります。
ニコチンは血管そのものも傷つけるため、血管の老化を早めます。
血管の老化は全身を老化するので、身体が早く年をとります。
足の血管が詰まり、足の指が腐って落ちる、パージャ病がたばこを吸う人だけがかかる病気があります。血管が老化すると、細くなったり、詰まります。
心筋梗塞や脳卒中といった病気を引き起こします。

たばこを吸う人は肌が早く老化します
肌が荒れ、しわが3倍以上に増えます。
たばこの煙には鉛が含まれています。
体内に鉛が溜まることは分かっています。
鉛は毒性の強い環境汚染金属です。
貧血を起こしたり、全身の細胞を傷つけます。
鉛は脳の細胞の中に蓄積する性質があり、脳細胞を傷つけて、知能を低下させます。