2007年09月29日

うつ病

うつ病の主な症状は、原因不明の落ち込み、生きていてもしかたがない、
死にたい、何事にも興味が湧かない、不眠、頭痛、パワーがないなどの身体の症状。
精神的なショックのために落ち込んで、うつ状態になることは健康な人でもよく経験します。
精神疾患のうつ病の場合の多くが、明らかな誘因がなくて起こります。

自分はダメな人間だ、生きている価値がない、死にたいなどと思います。
仕事にも遊びにも興味がなくなり、さまざまな身体の不調を訴えます。
うつ症状は、数週間で軽快するものから数年間続くものまであります。
重症では自殺することがあり、注意が必要です。

躁病
うつ病と反対にハイになる病気。
多弁で話しが飛ぶ、活動的だがまとまりがない、大風呂敷な話をするなどの症状があり、うつ病が交互に現われることがあり、これを躁うつ病と呼びます。
精神神経科では、抗うつ剤を処方します。
躁病の主な症状は、多弁で話が飛ぶ、活動的だがまとまりがなく、落ち着かない。
話しは自己陶酔的で、大風呂敷で、攻撃的、あまり眠らない。

多弁で、話題があちこちへ飛びます。活動的ですが、行動にまとまりがなく、落ちつきがありません。
話しは自己陶酔的で、大風呂敷、誇大妄想で、攻撃的なため、人間関係が築けません。
躁病だけが発症することは少なく、うつ病と交互に出る躁うつ病として見られます。うつ病に比べて躁病の期間を短く、数日から数ヵ月です。
精神神経科では、躁うつ病では、躁病の発症を抑えて、続くうつ病の発症を防ぐ処方をします。

2007年09月28日

頚椎症

頚椎症の主な症状は、首が動きにくく、痛む、上肢のしびれや痛み(多くは肩側)、ときに歩行障害や膀胱直腸障害。
外傷、加齢、慢性関節リウマチ、先天異常などで、頚椎(骨)、椎間板(軟骨)が変形して、頚髄(脊髄の首部分)や神経根(頚髄から出て上肢へ行く神経の束)を圧迫するために起こる病気。

首が動きにくく、痛み、肩側の上肢がしびれたり、痛んだりします。
頚椎骨の間の椎間板(軟骨)が、外傷などでつぶれて後ろへ飛出し、頚髄(脊髄)や神経根を圧迫する場合を頚椎ヘルニア。
頚椎6番、頚椎7番の神経根が障害されることが多く、患側上肢の外側部分と、手の拇指側と中指のしびれや痛みが出現します。

加齢により椎間板や頚椎が変形突出して頚髄や神経根を圧迫する場合を変形性頚椎症といいます。
頚椎5番・6番の神経根が障害されることが多く。
患側上肢の外側部分から(上方)、肩に近いところまで、しびれたり痛んだりします。
頚髄がおかされると、歩行障害や膀胱直腸障害(排尿や排便の障害)が出現することがあります。
整形外科、神経内科、内科。症状が進行するときには、圧迫すを除去する手術も。

2007年09月25日

しゃっくり(吃逆)

しゃっくり(吃逆)の症状は、横隔膜や肋間筋の不髄意(意のままにならない)など収縮でおこります。
胃が満杯になるとき、食べ過ぎ、炭酸飲料、空気の飲み込み過多が多く、冷たい飲み物やアルコールを飲んだとき、ストレスなどでも起こります。
息を吸ったまま、なるべく長く止めることを繰り返します。
指で舌の奥を抑えて、嘔吐反射を誘発します。
ひざを抱えて座り、横隔膜を刺激します。
なかなか止まらないで、長く続くようであれば、内科へ。

2007年09月24日

失神

失神の主な症状は、一瞬、意識がなくなり、倒れる、すぐに意識は回復する。
脳の血流が一時的に減少するために起こる意識障害です。
血管の神経反射がうまくいかないとき、心臓から十分な血液が送れないときなどに起こります。
脳貧血や貧血と呼ばれ、失神が正しい名称です。

血管迷走神経失神
恐怖、驚き、痛みなどのショックで起こります。
若い女性に多く、失神の起こる前に冷や汗や吐き気、動悸が見られます。

排尿失神
立って排尿するときに起こる失神。

咳嗽失神(がいそうしっしん)
激しい咳のときに起こる失神。

起立性低血圧
急に立ったときに起こる失神。
高齢者や糖尿病神経症、ある種の血圧の薬降圧剤を飲んでいる人などによく起こります。

心臓性失神
不整脈、大動脈弁狭窄症、肺動脈弁狭窄症などで、十分な血液を心臓から脳へ送ることができないときに起こる失神。

血管迷走神経失神は、前駆症状があれば、すぐ臥床(寝かせる)か、無理ならしゃがみます。
排尿失神の症状の人は、座って排尿。
咳嗽失神は、咳が止まれば回復しますが、咳の治療を。
起立性低血圧は、ゆっくり起立するように、原因となる血圧の薬を服用していれば、変更を。
心臓性失神は、心臓の病気の治療、ペースメーカーを。

2007年09月23日

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺の主な症状は、突然の片側顔面麻痺、麻痺側で、額にしわが寄らない、まぶたを固く閉じることができない、飲み物が口の端からこぼれる。
顔面神経の炎症で起きるといわれていますが、原因は不明です。
突然に、肩側の顔面が、だらっと垂れ下がります。
麻痺が起こった側では、上まぶたを吊り上げても、額にしわが寄りません。

まぶたを固く閉じることができません。
口元が下がって、口の端から飲み物がこぼれることがあります。
神経内科での治療は、抗痙攣剤がよく効きます。
脳腫瘍や血管異常では手術や
放射線を用いることがあります。
ペインクリニック(麻酔科)の神経ブロックが有効です。
多くの症例を経験している医師に相談することが大切です。

咽頭神経痛
咽頭神経痛の症状は、のどの奥の一瞬の激痛。
三叉神経痛に似て、のど(肩側)の奥に一瞬の激痛が走ります。
話したり、物を噛んだりすることが引き金になることがあります。
神経内科では、抗痙攣剤を処方します。

2007年09月22日

パーキンソン病

パーキンソン病の症状は、手の震え、無表情、前屈みのヨチヨチ歩き、遅い動作、瞬きが少ない。
脳の黒色線状体で、脳の伝達物質、ドーパミンが不足することが原因です。
中高年に多く、胃腸薬(プリンペラン錠)の副作用、一酸化炭素中毒などでも起こりますが、多くの原因は不明です。

手の指が丸薬を丸めるように震え、何か動作をするときには、手の震えが止まります。
前屈みで小刻みに歩き、よく前のめりになります。
また、歩くときにあまり手を振りません。
急に歩行を停止したり、方向転換したりすることが難しくなります。
動作はぎこちなく、スローになります。

顔は乾燥した脂性で、瞬きが少なく、無表情になります。
神経内科では、パーキンソン病では、ドーパミンが不足するので、アセチルコリンの働きが強くなっています。
アセチルコリンを抑えたり、ドーパミンを増量したりすれば、症状が改善されます。
アセチルコリンを抑える抗コリン剤、ドーパミンを補充するドーパミン前駆物質、ドーパミン作動薬、ドーパミン分解抑制剤などが使用されます。

2007年09月21日

くも膜下出血

くも膜下出血は激しい頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、意識消失、麻痺がはっきりしない。
脳動脈瘤(動脈の弱い一部がコブになったもの)や動静脈奇形(先天的な血管異常)が破れて出血、脳を覆っているクモ膜と脳の間に血が溜まります。
突然、経験したことのない頭痛が襲います。
吐き気や嘔吐を伴うことが多い、意識ははっきりしている場合から消失する場合までさまざまです。
脳梗塞や脳出血に比べ、特定部分の麻痺が少ないです。
安静にして、刺激を避け、脳外科へ。

脳腫瘍
脳腫瘍の種類によって、治療、腫瘍の出きる場所によって症状が異なります。
人格変化が起こります。人が変わったように、だらしなくなったり、いやらしくなったり、知的レベルが低下して、トロクなることも、鈍い頭痛が出現します。
朝、目覚めたときに痛むのも特徴です。
手足や全身に痙攣を起すこともあり、これらの症状が徐々に現われます。
脳外科では、手術が基本です。
手術が難しいときは、放射線療法や薬で治療をする化学療法を行ないます。
手術は、脳圧を下げたり、症状を和らげたりする効果があります。

2007年09月20日

脳梗塞

突然の神経症状
手足の麻痺やしびれ、めまい、嘔吐、意識障害など。
症状は24時間以上続く。中高年で糖尿病、高血圧、心臓病の人に多いです。
血のかたまり=血栓が脳の血管につまり、その先に酸素や栄養が行き届かなくなるために神経の症状が出る病気です。

動脈硬化の進んだ内頚動脈(首の動脈)から血栓の一部がはがれて血流にのり、脳の血管を詰まらせます。
心房細動や心臓弁膜症の心臓にも血栓ができやすく、同じことを起こします。
血栓が溶けずに完全に血管を閉塞するので、症状は24時間以上続きます。

65歳以上では、脳出血より脳梗塞の方が多くなります。
血栓が詰まる部位によって症状が違いますが、多くは肩側の手足や顔が突然動きにくくなったり、全く麻痺して動かなくなったりします。

麻痺した側の反対側の脳に血栓が詰まっているためです。
めまい、嘔吐、物が二重に見える・複視、言語障害、視野障害・視野の一部が見えなくなるなどが出現することも。
意識がない場合は、経過は厳しく死亡することもあります。
神経内科、脳外科で治療を受けて、回復に向かったら、早くリハビリ(機能訓練)を。

2007年09月19日

脳出血

突然の神経障害、手足の麻痺、めまい、意識障害、頭痛、嘔吐をともなうことがあり、高血圧に人に多い。
脳出血は、大脳や小脳の中で出血が起こる病気です。
大脳の出血がほとんどです。
高血圧によって起こることが多く、高血圧がなくても、脳の動脈瘤や血管腫が破裂して起こることもあり、多くは日常生活の中に突然起こります。

大脳の出血では、突然意識障害や意識消失、右か左の肩側の手足の麻痺が出現したり、目の動きがおかしくなり、吐くこともよくあります。
小脳の出血では、突然の意識障害、意識消失、めまい、激しい頭痛、嘔吐などの他に、手足が上手く動かない平衡感覚障害があります。
神経内科、脳外科での治療は、血圧のコントロールを中心とした、対処療法。
上昇した脳圧を下げるために注射をします。頭蓋骨に穴をあけて出血を吸引することもあります。

2007年09月18日

筋肉痙攣(筋クランプ)

筋肉がつる、筋肉痛がともなう、こむらがえり。
症状は、カルシウムの不足、糖尿病、老化などで起こります。
夜間寝ているときや、不自然な姿勢が続いたときなどに起こります。
多くは、足のふくらはぎに起きますが、手や足、首などにも起きます。
激しい痛みをともなって、筋肉は固くなり、動かせなくなります。
カルシウム摂取を積極的に、全身のストレッチ運動をしていると予防になります。心配な方は、神経内科の受診。